読売新聞
石破首相(自民党総裁)の早期の退陣表明を求める声が党機関や政府内にも広がっている。党青年局は25日、首相らに「けじめ」を求める緊急申し入れ書を森山幹事長に提出し、両院議員総会の開催を求める署名集めには、政務三役も公然と参加している。包囲網は今後、さらに狭まりそうだ。(山口真史、谷口京子)
「3度の選挙の検証、総括を行い、一刻も早く責任を取っていただきたい」
党青年局長の中曽根康隆衆院議員は党本部で申し入れを行った後、記者団にこう強調した。提出した文書では、昨年の衆院選と今年の東京都議選、参院選の大敗について「総裁はじめ執行部は責任を重く認識するべきだ」と指摘し、「選挙の総括を速やかに行った上で、自ら責任を取ることを求める」と明記した。
青年局は、45歳以下で衆院当選4回、参院当選2回以下の議員が役員を務め、全国の中堅・若手党員らの声を代弁する機関だ。首相への退陣要求を突きつけた理由について、中曽根氏は「地方では『このままだと自民党が終わる』と強い危機感がある」と語った。
首相の責任を追及するための両院議員総会の開催を求める署名集めは、農林水産副大臣を務める笹川博義氏らが主導し、政務三役からも「『総裁』としての身の処し方をお考えいただきたい」(松本尚外務政務官によるXへの投稿)などの声が出ている。
「ポスト石破」を見据えた動きも活発だ。昨年の総裁選に出馬した加藤財務相は25日、国会内で麻生太郎最高顧問と会談した。麻生派は国会近くの日本料理店で幹部会合を開いた。
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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250726-OYT1T50000/
引用元: ・石破首相に「けじめ」要求、自民党や政府内に広がる…署名集めに政務三役も公然と参加 [ぐれ★]
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