AERA DIGITAL
都市部では少なくなってきたように感じる、女性とは子どもを産んで育てるもの、という価値観。けれども、地方ではいまも変わらず視線が痛いわけで―――。単身者の「いま」を取材した(全6回のうち4回目)。
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■独身は地方では生きづらい
大手メーカーで会社員として働く女性(50)が証言する。
「地方で独身は生きづらいと実感しています」
女性は東京での会社員生活を経て、昨年、企業合併に伴う転勤により、関西の地方都市に引っ越した。地方とはいえ、人口約150万人近い県庁所在地で、アクセスも良く便利だ。ゆえに東京に住んでいた時と、環境がさほど変わらないイメージを持っていた。
だが、転勤して間もなく、胸がざわつく場面に対峙することになる。
■勤続30年で「珍獣扱い」
「えっ、勤続30年……? そんな人、他にいるの?」
発端は職場の面談だった。女性の勤続年数を知り、向かい合った50代の男性は、悪びれもせずこう驚いた。「女性でそんなに長く働いている人って他にもいるの?(結婚もせずに、同じ会社で長く働いている女性って、東京では他にもいるの?)という本音が透けて見え、“女性は結婚や出産を機に仕事を辞めるもの”という固定観念がにじんだ一言だと感じた。
「彼にとっては、女性が独身のまま、同じ会社で30年働いていることが衝撃だったんでしょうね。確かに30年前なら“寿退社”も一般的だったかもしれませんが、東京には結婚や出産を経ても、仕事を続けている女性は普通にいた。ここでは“珍獣扱い”されるレベルでいないんだと悟りました」(女性)
■東京はまだ居心地がよかった
同じ職場で働く女性は、圧倒的に年下の派遣社員が多い。電話やコピーを取るのは基本的に女性だが、女性たちが特に違和感を持っているようにも見えない。女性は男性の仕事の補佐をする、という役割分担がいまだにはびこる現実を目の当たりにした。
「東京は独身でも居心地が良かったんですよね」(同)
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50代独身女性「東京はよかった…」勤続30年で「珍獣扱い」 女性たちが都会に流出する意外な背景(AERA DIGITAL) – Yahoo!ニュース https://share.google/VtNhyXd3hHmwOg3tj
引用元: ・50代独身女性「東京はよかった…」勤続30年で「珍獣扱い」 女性たちが都会に流出する意外な背景 [ぐれ★]
それは万国共通の認識であり、かつファクトだろ
最近こんなんばっかり
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