5月の訪日外客数は369万3300人と、前年同月比21.5%の増加。5月として過去最高を記録したが、4月の390万8900人から21万5600人減少しているのだ。
昨年7月10日の為替1ドル=160円が、この7月7日は144円の円高に推移している。これまでの好調なインバウンド需要は、この為替の円安と米国をはじめとした各国の経済好景気が訪日客増加をもたらした大きな要因といえる。旅行アナリストの鳥海高太朗氏がこう指摘する。
「訪日客の減少は『7月5日に日本で災害が起きる』といったSNSでの拡散の影響が大きく、とくに香港をはじめ中華圏からの客が大幅減少しています。6、7月はさらに減ると思いますが、日本ブームが一巡したともいえます。為替円高が円安の恩恵を享受してきた訪日客への影響を大きくしています」
さらにこう語る。
「百貨店はインバウンドの客の減少で免税売り上げが減り、円高で高額商品の販売が落ちて客単価の低下に苦戦するでしょう。ホテル業はすでに宿泊費の値下げを始めています。2万円前後だった東京、大阪のビジネスホテルが1万円で泊まれるようになってきました。日本人の旅行者にとっては、ホテルを利用しやすい環境になっています」
詳しくはこちら(抜粋)
https://news.livedoor.com/article/detail/29167560/
引用元: ・【経済】外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり
日本終わった
2024. 2. 21
日本政府は、「2030年に訪日外国人旅行者数6,000万人、消費額15兆円を達成する」という壮大な目標を掲げています。
これは2023年比で旅行者数は約2.4倍、消費額は約2.8倍に増やすことを意味します。
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