洋上慰霊を企画したのは、知床半島で遺骨や遺留品の捜索を続けている漁師・桜井憲二さん(62)(羅臼町)らのボランティアグループ。昨年10月から船のチャーター費や全国に散らばる家族の滞在費などに充てるための寄付を呼びかけ、1400万円以上を集めた。当初は12日の予定だったが、強風の予報を受けて13日に順延されていた。
家族らは午前5時20分過ぎ、カズワンの出港地でもあった斜里町ウトロ漁港を出発。半島先端部に上陸して遺留品の発見場所を歩くなどした後、船に戻って沈没地点の「カシュニの滝」付近に向かった。現場海域では犠牲者の名前を力の限り叫び、花束や家族への思いをしたためた紙を海にそっと投じていた。
行方不明者の1人、小柳宝大(みちお)さん(当時34歳)の父親(66)(福岡県久留米市)は、引き揚げられたカズワンの船内で見つかった宝大さんのリュックサックを身に着けて乗船。「宝大を名前を呼んだ時、涙があふれて止まらなかった。宝大の体は戻ってこないが、魂だけでも連れて帰れる気がした」と語った。
事故では乗客24人と乗員2人が死亡・行方不明となり、運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告(62)が業務上過失致死罪で釧路地裁に起訴された。乗客家族29人が同社と桂田被告を相手取り、計約15億円の損害賠償を求めた訴訟も札幌地裁で審理が続いている。
[読売新聞]
2025/7/13(日) 15:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c827937d2329f2af277c876b40305ac53cc589
引用元: ・【北海道/カズワン】「魂だけでも連れて帰れる気が」…知床観光船事故、沈没地点で乗客家族らが初の洋上慰霊 [煮卵★]
幽霊の存在とか信じてんのか
よく生きてるわ
・東北では有名な企業の跡継ぎ息子20代
・この旅を勧めて両親に旅行代を出した息子
・幼児が2人亡くなる
今はまだ不謹慎だがいずれ映画化しても良いだろ
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