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● 予算も人事も思いのままに動かす 日本を支配する最強官庁
昨今、よく「財務省が事実上、日本を支配している」というようなことがいわれます
その一方で、「そんなのは陰謀論だ」「たった1つの官庁が日本全体を支配しているわけがない」というような論調も見られます。
実際は、どうなのでしょうか?
元国税調査官の観点でいいますと、「財務省が事実上、日本を支配している」というのは、限りなく真実であるといわざるを得ません。
もちろん、財務省は建前の上ではただの1つの省庁にすぎません。しかし、実質的に日本の政治経済の中枢ポストを占めており、「事実上、日本の政治経済の中心を占めている」ことになっているのです。
まず財務省は、事実上、「予算の策定権」を持っています。
国家予算というのは、国家権力の源泉であり、それを握っているということは、相当のパワーを持っていることになります。予算は国会が決めるという建前になっていますが、政治家は細かい数字はわからないので、現実的に予算の策定権を握っているのは財務省なのです。
しかも財務省が持っている権力は、それだけではありません。
総理秘書官の中でもっとも重要なポストである筆頭秘書官は、財務省の指定席になっています。筆頭秘書官は、総理に四六時中付き添って、政策のアドバイスを行う職務です。総理が財務省寄りの考えになるのは、当たり前です。
官邸の司令塔的役割の官房副長官補も、財務省からの出向者となっています。重要閣僚の秘書官など、すべての重要ポストは財務省が握っているのです。
また、国家公務員の人事を仕切っているのは、財務省主計局給与共済課(給料関係)、人事院給与局給与第二課(各省庁の人事)、総務省人事・恩給課(国家公務員の総合的な人事)の3つの組織です。この3つも、すべて財務省が握っているのです
引用元: ・「財務省が日本を支配」は陰謀論と言い切れない?元国税調査員が明かす「危険な権力集中」の実態 [662593167]
● 国税庁のトップスリーは 財務省キャリア官僚の指定席
さらにさらに、財務省は、公正取引委員会だけではなく金融庁の最高ポストや幹部ポストも握っています。つまりは、財務省は、金融庁、公正取引委員会といった国の経済政策の中心機関を事実上、支配下に置いているのです。
こんなことは本来、許されるものではありません。
財務省も金融庁も公正取引委員会も、法律の上ではまったく別個の組織という建前になっています。別個の組織になっているのは、金融と経済取引を、1つの省庁で管轄すると権力が肥大化し、不正や腐敗が起きやすくなるからです。
これに加えて、財務省は事実上、「徴税権」までも持っているのです。
国の徴税を司るのは国税庁です。国税庁は建前の上では、財務省から独立した地位にあるということになっています。
国税庁側は、「国税庁と財務省は、独立した緊張関係にあり、決して従属の関係ではない」などと言っています。が、これは詭弁も甚だしいのです。
人事面を見れば、国税庁はまったく財務省の支配下であることがわかります。
まず国税庁トップである国税庁長官のポスト、これは財務省のキャリア官僚の指定席なのです。そして国税庁長官だけではなく、次長、課税部長も財務省キャリアの指定席です。
国税庁長官、次長、課税部長の3職は、国税庁のトップスリーとされており、つまり、国税庁トップスリーはいずれも、財務省のキャリアで占められているのです。ほかにも、強大な権力を持つ、調査査察部長や、東京、大阪、名古屋など主要国税局の局長にも、財務省のキャリアが座っています。
これを見れば、どう考えても「国税庁は財務省の子分だ」となるはずです。
「徴税権を持つ」ということは、予算権限を持つのと同等か、それをしのぐような強力な国家権力です。財務省は国の柱となるような巨大な権力を2つとも手中にしているのです。
● 世界有数の巨大権力組織を動かすのは わずか1000人のキャリア官僚
このような巨大な権力を持つ省庁は、先進国ではあまり例がありません。
国税庁は、国民全部に対し、「国税に関することはすべて調査する権利」を持っています。国民には、これを拒否する権利はないのです。
このような強大な「徴税権」を、予算権を持っている財務省が握っているのです。
実は、これは非常に恐ろしいことでもあります。
「予算というエサをばらまくことで言うことを聞かせる」というほかに、「徴税検査をちらつかせて言うことを聞かせる」ことができるのです。
これでは国民も企業も、財務省の言うことを聞くしかなくなる、というものです。
しかも信じられないことに、この強大な権力を持つ財務省もまた、わずか数百人のキャリア官僚によって支配されているのです。
財務省自体には、7万人を超える職員が働いています。しかし、財務省の重要なポストにはすべて、1000人に満たない「キャリア官僚」という人たちが就いており、財務省は実質的に「キャリア官僚」に支配されているのです。
経済オンチの財務官僚が日本を滅ぼす
一人ふたりに塩ごと押しつけてめてえは逃げるだけ
事務所からもみんなきえる
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