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最初で最後の“告白本”で、ジュリー氏は何を伝えようとしているのか。複数の関係者への取材で浮かび上がってきたのは、長年ベールに包まれてきたアイドル帝国のいびつな内情と元所属タレントたちへの複雑な思いだ。ここからは“告白本”の中身に触れながら、ジュリー氏が明らかにした真実を解明していく。
前出のジュリー氏の知人が続ける。
「インタビューを行った作家の早見和真氏は、告白本を一連の性加害問題を報じてきた『週刊文春』を発行する文藝春秋社から刊行することを提案したそうです。ところが、ジュリー氏はその申し出を頑なに拒否。ライバル社の新潮社を指名した背景にあったのは、King&Princeに関する報道への怒りだったといいます」
2023年5月に現Number_iの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退・退所し、現在は永瀬廉と高橋海人の2人で活動を続けるKing & Prince。『週刊文春』(2022年11月17日号)が“分裂”の要因として報じたのは、平野たちが抱いていたジュリー体制への不信感だった。
「『キンプリ 滝沢秀明を壊したジュリー社長の“冷血支配”』という見出しで、平野さんたちが彼らの意見を受け入れようとしないジュリー氏に反発する姿が克明に記されていました。一方で、記事にはジュリー氏の記憶と異なる部分もあり、彼女と旧ジャニーズ事務所は発行元の文藝春秋社を相手取り、名誉棄損で1億円超の損害賠償を求める裁判を起こしたのです」(前出・芸能関係者)
その後、ジャニー氏の性加害問題が表面化したことや周囲の説得で訴訟は取り下げられたが、ジュリー氏の怒りが収まることはなかったという。
「2019年9月に旧ジャニーズ事務所の2代目社長に就任して以降、ジュリー氏は経営者とタレントが同じ目線で話し合える風通しのいい環境作りを目指していたそうです。ジャニー氏の管轄下にあったKing & Princeとはほとんど接点がなかったため、ジュリー氏は彼らを食事に誘い、相談に乗ることもあった。それにもかかわらず、記事では冷酷無比な社長のように書かれたことに彼女はひどく憤慨していました」(前出・芸能関係者)
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グローバルな活動を目指していた平野たちに、ジュリー氏は英語力の必要性や海外で生活する覚悟についてアドバイスしたが、彼らに響くことはなかった。
「告白本ではキンプリ分裂の真相にも触れられています。意外だったのは退所を話し合っていたのは3人だけで、永瀬さんと高橋さんは直前まで何も事態を把握していなかったこと。平野さんたちが“辞めたい”と言ったときも2人は唖然とした表情で、状況をのみ込めずにいたそうです。これはジュリー氏にしか語れない内幕でしょうね」(前出・芸能関係者)
“来る者は選ぶ、去る者は追わず”が旧ジャニーズ事務所の社風。ジュリー氏は、3人を強引に引き留めることもなく、自らの力不足を嘆いていたという。
「告白本によれば、彼らのこと以上にジュリー氏を驚かせたのは、滝沢秀明さんの退社でした。平野さんたちの後にもタレントの退所が相次ぎ、滝沢さんの立ち上げた新会社TOBEに合流したことは想定外だったようです」(前出・芸能関係者)
一方で、滝沢に目をかけられていたSnow ManとSixTONESがTOBEに移籍せず、事務所に残る道を選んだことにジュリー氏は感激していたと語っているという。
「ジュリー氏が考える息の長いアイドルの条件は、ファンが求めることを敏感に察知し、セルフプロデュース力が高いこと。それらを兼ね備え、彼女が高く評価していた目黒蓮さんやラウールさんが残ってくれたことで、ジュリー氏は失いかけていた自信を取り戻すことができたといいます」(レコード会社関係者)
インタビューでジュリー氏は長年、謎とされてきた旧ジャニーズ事務所に関する数々の疑問にも率直に答えている。近藤真彦と中森明菜の“金屏風事件”の真相や、木村拓哉と工藤静香の結婚のいきさつなど、ジュリー氏が直接、見聞きした内幕には一度も報じられたことのない新事実も含まれている。
女性セブン
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f4ef4259fc6643b558f99e2b3bdbb8ca2b912f5?page=1
引用元: ・藤島ジュリー景子氏が告白本で語ったキンプリ分裂の真相 退所を話し合っていたのは3人だけ TOBEへの合流も想定外 [ひかり★]
永瀬なんかイケメンだし退所しても仕事ありそうだけど義理立てて残ったのかな
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