「性感染症で現在もっとも警戒すべきは『梅毒』です。2022年以降に急増し、2024年は前年よりもやや減少したものの毎年10,000例を超える報告がされており、今なお厚生労働省は注意を呼びかけています」
また、厚労省は梅毒感染者は男性20代~50代、女性は20代が突出して多いとしている。一方、土岐氏は今回、性感染症以外にも、不衛生な環境下での性行為が引き起こすことのある「ある病気」について警鐘を鳴らしている。
「性行為とは関係なく、もともと女性に多い『膀胱炎』をご存知でしょうか」
と土岐氏。今回の取材では、当時18歳だった長女が膀胱炎の症状を悪化させた数年前の夏の出来事について、ある50代の女性が話を聞かせてくれた。土岐氏は…
「膀胱炎は、膀胱の粘膜が細菌感染によって炎症を起こす病気です。男性も罹患しますが、尿道が短く、尿道と膣・肛門とが近い女性により多い病気として知られています」
膀胱炎は、不潔な性行為時に細菌が尿道に入ってかかるケースもある、とした上で…
「ただし、膀胱炎は決して性感染症ではありません。また、不衛生な環境下で性行為を行った場合のみかかるのではなく、女性はもともとかかりやすい病気です。偏見は絶対におやめください」との注意点も述べた。
取材を受けてくれた女性の娘は、膀胱炎に多い症状「排尿痛」が、一体どこで起きているのかわからず、しばらくの間、誰にも相談できなかったという。
「確かに、初めて膀胱炎になった方で『どこが痛いのかよくわからない』とおっしゃる方はいます。常に尿意があるような感じがし、実際排尿するとほとんど出ず痛みだけがある、という症状もよく聞きます。
血尿を伴うことも…。身に覚えがある方は泌尿器科や女性専門クリニックなどを受診してみてくださいね」
と土岐氏。取材を受けた女性の娘は、母が知らない間に膀胱炎を何度もくり返していたようで、最終的に「腎盂炎」にかかった。
腎盂炎はもともと膀胱炎と同じく、大腸菌によって引き起こされるケースが多い病気だという。
「ある日、ひどい風邪のような症状と背中の痛みを訴え、救急外来を受診すると、腎盂炎と診断されました」
土岐氏曰く、膀胱炎を放置したり何度も繰り返したりしていると、細菌が尿管を逆流して腎臓まで達し腎盂炎になることがあるそうだ。
日頃から衛生に留意すると共に、性行為前には手や体を清潔にすることを心がける必要がある。女性はこう述べた。
「娘と腹を割って話した際、交際相手は夏場でもシャワーを使うどころか、手すら洗わなかったとも。
盛り上がった時にそのまま…なんて、相手も相手ならあなたもあなたよ!と怒鳴ってしまいました。そんな汚い手が娘に何度も触れたかと思うとゾッとします」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b90004cb7c868d0e726d98bf449433fb0eb791b
引用元: ・「汚い手で何度も」18歳娘が彼氏と関係後にかかった「病」。この季節は特に気をつけたい「性と衛生」 [567637504]
男は皮被ってなけりゃ竿だけで済ませられる
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