2025/07/05 11:00
3日午後5時、参院選の立候補が締め切られ、選挙区と比例代表あわせて522人が届け出た。うち女性候補は152人で、これは人数・比率ともに過去2番目の多さ・高さとなっている。
そんな中、日本の選挙に関する最近の研究で日本の有権者に、ある傾向が存在することが明らかになった。それは、平均的な日本の有権者は女性候補を好む傾向があるにもかかわらず、「女性候補は男性候補よりも当選しにくい」と認識しているということ。
実際にこの研究を行った一人である、明治大学政治経済学部の専任講師・加藤言人氏に、詳しい話を聞いた。
「研究では『コンジョイント実験』をした。コンジョイント実験とは、2人の政治家のプロフィールを見せ、どちらの政治家の方がいいか選んでもらう実験。質問の内容を2種類、別の回答者に割り当てた。一つの群では『どちらの候補者のほうが望ましいか』と聞き、もう一つの群では『どちらの候補者のほうが選挙で勝利しそうか』と聞いた。結果を見ると、『望ましいか』と聞かれた場合は、有権者は『女性候補者の方が男性候補者よりも望ましい』と答える確率が高いと分かったが、逆に『どちらのほうが勝利しそうか』と聞くと、その傾向が逆転し、『男性候補者のほうが女性候補者よりも勝利しそうだ』という認識をしていると分かった」
「世論調査の平均値としては、女性候補者が好まれているから他の人の『勝利しそうか』という質問でも、ゆがみなく認識しているとすれば当然、女性候補者のほうがやや好まれているという傾向が現れるはず。しかし、それが現れずに、平均的な有権者が『自分は女性のほうがやや好ましいと思っているが、他の人たちは平均的に男性のほうが好ましいと考えているのでは』という認識をしていることが分かった」
長文につきあとはソースで
https://times.abema.tv/articles/-/10186895?page=1
引用元: ・「女性候補は勝ちにくい」は思い込み?女性やリベラル層ほど“ズレ”深刻?“戦略的差別”が政治に与える影響とは? [夜のけいちゃん★]
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