日本テレビの福田博之社長の緊急会見で『TOKIO』国分太一(50)に複数のコンプライアンス違反があったと発表されたのは6月20日のことだった。
本人は無期限の活動休止を発表し、会見の5日後にはグループの解散が発表され、’20年7月に設立された『株式会社TOKIO』の廃業も7月2日に正式発表された。
事態は急速な進展を見せているが、いまだに国分がいったい何をしでかしたのか、コンプラ違反の具体的な事案は明らかになっていない。それは会見で福田社長が、
「プライバシー保護の観点からお話しできない」
の一点張りで、コンプライアンス違反の内容に関しては“ゼロ回答”だったからだ。
国分が司会を務める『世界くらべてみたら』を放送しているTBSは、7月2日に行われた定例記者会見で、
「(コンプライアンス違反が)何があったか知らされないままではあるが、総合的に判断して降板を決めた。(事務所には)事実が分かれば、詳細を教えてほしいと申し入れている」
と日テレ以外、国分が出演していた番組すら、その内容を把握していないという。
週刊誌などでは、番組スタッフに暴言を吐くなどのパワハラ疑惑証言や、わいせつな動画や画像を送りつけたり、要求したりしていたなどのセクハラ疑惑が報じられているが、あくまで目撃情報や証言だけだ。
「国分が送受信した画像や映像、メールやLINEのやり取りは流出していないし、実際に被害を受けた人の告白が出ているわけではない。パワハラやセクハラを証明する確固たる証拠は出ていません。いったい何があったのか日本テレビ周辺を取材しても、箝口令が敷かれているのか、“これだ”というコンプラ違反の中身は聞こえてきませんね」(スポーツ紙記者)
日本テレビの社長が緊急会見し、番組降板が決まったほどのことだから、よほど重大なコンプラ違反があったのだろうと誰もが考える。だが、福田社長は
「刑事事件になる事案ではない」
と語っていたことで、余計に混乱が生じてしまっている。
日テレ以外の国分が出演していた番組についても、“右へならえ”となり、すべて降板となっているが、民放のプロデューサーによれば、
「本人が活動休止を発表したので、降板は当然のことなのですが、トラブルの詳細が全く分からないので、なんとも言いようがないんです。日テレで、スタッフに対するパワハラがあったとしても自分の番組ではそんな報告がなかった場合、降板させていいのかどうか判断が難しいというのが正直なところです。彼のパワハラが確認された局は、今のところ日テレ以外では出てきてないですからね」
とのこと。実際に他番組もハラスメントの内容を把握していないところがあるようだ。
また別の民放プロデューサーはこう話す。
引用元: ・【芸能】いまだ他局は国分太一のコンプラ違反が分からず…日本テレビ「ゼロ回答」会見が業界全体に広げる影響
日本テレビ内にも発表できない闇があるんだろう
ウチは言いません、アナタは言いなさいなんて通用しない
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