調査は昨年9月~今年1月に実施。日本からの約5000人を含め、4か国で計約1万6000人の高校生が回答した。
「社会に出たら理科は必要なくなる」との問いに「とてもそう思う」「まあそう思う」と答えたのは日本が45・9%で最も高く、韓国が33・5%、米国27・6%、中国17・6%だった。
「科学の技術や知識を学ぶことは難しい」と答えた割合は、日本は65・6%にのぼり、米国(38・4%)と大きな開きが見られた。同機構では、科学と社会のつながりに対する理解不足や自信のなさが、日本の高校生の「理科離れ」の一因になっているとみている。
一方、「教科書に沿った観察や実験」を高校で、「よくした」「時々した」と回答した割合では、日本は75・2%で、4か国中最高だった。
同機構青少年教育研究センターの樋口拓副センター長は「日本の高校は、生徒たちに実験や観察などの学習をさせているが、科学と社会とのつながりの理解に結びついていない。生徒と科学者らとの関わりを増やすなどして、理解を促すことが重要だ」と指摘している。
読売新聞 2025/07/04 11:25
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20250703-OYT1T50224/
https://www.yomiuri.co.jp/media/2025/07/20250703-OYT1I50223-1.jpg
引用元: ・「社会に出たら理科は不要」…日本の高校生が45%で最多、日米中韓の4か国比較で「理科離れ」深刻 [7/4] [ばーど★]
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