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自宅を売却したあと賃料を支払って住み続ける、「リースバック」というサービスをめぐり、高齢者からトラブルの相談が相次いでいて、国民生活センターが注意を呼びかけています。
「リースバック」高齢者中心に関心高まるも
住宅の「リースバック」は、自分が暮らすマンションや戸建てなどを不動産業者に売却して現金を受け取り、その後は毎月、売却先に賃料を支払って、同じ家に住み続けられるサービスです。
住み慣れた家に住み続けながら、まとまった資金が手に入ることや、固定資産税や修繕積立金などの支払いがなくなることなどから、老後の資金を確保したい高齢者などを中心に関心が集まっています。
一方、不動産業者も、住民が住み続けることを前提に売買するため、市場価格よりも安く物件を取得できる傾向があり、空室リスクもなく、毎月家賃を得られます。
住民が退去したあとは、リノベーションして売却したり、賃貸として運用できたりするメリットがあります。
ただ、リースバックをめぐっては、トラブルも起きています。
「突然書面が送られてきて 心臓が止まるかと」
「リースバック」の契約を結び、その後トラブルに巻き込まれた、兵庫県芦屋市の80歳の女性に話を聞きました。
女性は、6年前の74歳のときに自宅のマンションを「リースバック」して、不動産業者に750万円で売却。家賃6万8000円で同じ部屋に住み続けられる契約を結びます。
子どもの家への引っ越しや施設への入居など、将来を見据えて早めに売却し、手元に資金を確保しておこうと考えたのです。
マンションの修繕積立金や固定資産税は所有者になった不動産業者が支払うため、女性の実際の負担は家賃の半分以下の月3万3000円でした。
女性は、売却して得た資金を家賃の支払いに充てれば、92歳までは住み続けられるという計算でした。
ところが、ことし4月に、突然、不動産業者からある書面が届きました。
そこには…
(1)今の部屋に住み続ける代わりに、2倍以上の月14万5000円の家賃を払う
(2)家賃は据え置く代わりに、半年後には部屋を明け渡す
(3)マンションの部屋を買い戻す
このいずれかを選択するよう記されていました。
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住み続けられるはずが… 住宅売却後 賃料を払い住み続ける「リースバック」 高齢者からトラブル相談相次ぐ | NHK | 不動産 https://share.google/VdphHVeSIDB3492Bt
引用元: ・【不動産】住み続けられるはずが… 住宅のリースバックでトラブル相次ぐ [ぐれ★]
うまい話と暗い道
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