小泉今日子、誹謗中傷する人に持論「そういうのってわざとやってる。炎上させたいっていう」「彼らの中では遊び感覚」

　女優の小泉今日子（59）が、28日深夜放送のJ－WE「TOKYO　M.A.A.D　SPIN」（土曜深夜1・00）に出演。誹謗中傷に対し持論を展開した。

　トークはSNSでの発言の難しさについての話題に。コロナ禍の自身の政治的発言が物議を醸した経験がある小泉は、当時を振り返り「耐えられた」とするも「本当に苦しくなって命を落としてる人がいるって事も、みんな忘れないでねって思います」と呼びかけた。

　また「誹謗中傷みたいなのが政治に関わる…政治とかでもそういうことが増えたじゃないですか。自死しちゃうみたいな。本当に、世の中良くしたいと思って政治に関わろうとする人なんだったら、絶対辞めてって言いたい」と警鐘。「実際、お亡くなりになった人がいても、自分のせいじゃないって思えちゃう。恐ろしいですよね」と語った。

　ともにパーソナリティを務めるミュージシャンで音楽評論家の近田春夫から、誹謗中傷をする人は逆に誹謗中傷をされたことがないのではと問われると、小泉は「されてるんだと思うんだけど、それは彼らの中では遊び感覚でしかないんじゃない？そういうのってわざとやってるじゃん。わざと炎上するようにとかって」と持論。「炎上させたいっていう風に感じるから“キタキタキタ！”って捉えられてるとしたら凄い嫌だ、怖いなって思います」と伝えた。