受給者の約55%に当たる約90万7千世帯(今年3月時点)を占めるのは65歳以上の高齢世帯。そのうち約84万5千人は単身者だ。淑徳大の結城康博教授(社会福祉学)は平均寿命が長く、「現役世代」のときに主婦として生活していた単身高齢女性が貧困に陥るケースが多いと分析する。
結城氏は高齢者の生活保護が増加している背景について、構造的な高齢化に加え、「介護・医療サービスの負担を補?(ほてん)するものが生活保護になっている」と指摘する。
老齢基礎年金の平均月額は5万7700円(令和5年度)。「介護や医療にかかる費用だけでなくなってしまう」(結城氏)という。
生活保護には申請へのためらいという問題もつきまとう。結城氏は「ここ20年ほどで生活保護へのスティグマ(偏見)が薄れたことが申請増加につながった面もある」と話した。(内田優作)
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https://news.yahoo.co.jp/articles/90e15ac00fc24d08d6d6c19702414292a7c5e9f5
引用元: ・【社会】生活保護、受給者の半数は高齢世帯 主婦として過ごした単身高齢女性の困窮リスク高く
金もないのに医療と介護で手厚く長生きさせる余裕はもう日本はない
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