読売新聞
【ワシントン=阿部真司】米軍による21日のイラン核施設への攻撃では、地下貫通型の大型爆弾「バンカーバスター」が使用された。数々の実戦を重ねてきた米国の主力精密誘導型巡航ミサイル「トマホーク」も使われた。
「我々が今夜実施したようなことが可能な軍隊は世界のどこにも存在しない」。トランプ大統領は21日、演説で強調した。
攻撃で中心的な役割を担ったのが、地下施設などを攻撃するために開発されたバンカーバスターの最新型「GBU57」で、実戦での使用は初めてとされる。イスラエル単独では、イラン中部フォルドゥのウラン濃縮工場に致命的な打撃を与えるのは困難で、イスラエル側が米側にイランへの使用を求めていたとされる。
今回、GBU57はフォルドゥの施設に12発着弾したとみられる。同じ地点に複数回命中させる必要があると指摘されており、どれだけの損害を与えたのかが注目される。
約14トンの重量があるGBU57を唯一搭載できる航空機とされるのがB2爆撃機だ。米紙ニューヨーク・タイムズによると、GBU57を搭載したB2爆撃機は、米本土の中西部ミズーリ州から約37時間かけて、途中で数回の空中給油を受けながらイランに向かい、攻撃したとされる。
引用元: ・【中東情勢】最新型バンカーバスターは実戦初、搭載したB2爆撃機はミズーリ州から37時間かけイランに [ぐれ★]
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