6/19(木) 11:35
NHK Eテレの番組「#バズ英語」の予告映像と番組公式Xの投稿が、同性愛に対する差別や偏見を招く内容だとして批判が上がっていた問題で、NHK広報は6月18日、ハフポスト日本版の取材に回答し、「誤解を招くおそれがある」ことから投稿の削除などの対応をしたと説明した。
17日の放送では、問題となっていたシーンはカットされていた。
どんな経緯だったのか
批判が上がったのは、NHK Eテレ「#バズ英語~SNSで世界をみよう」の6月17日放送回の予告映像と、その映像を紹介する番組公式のX投稿だ。
約1分半の予告映像では、人気ボーイズグループINIのメンバー2人が、「英語コント」に挑戦する場面が映っていた。
コントは、海外のカフェで隣り合わせた初対面の2人が、会話を繰り返す中で次第に仲を深めていく、という設定だった。画面上には、「INIが爆笑コントで実践!会話のキッカケ英語フレーズ」との文字が書かれていた。
2人は英語でおすすめのメニューの話などをした後、「君はとてもハンサムだ。オシャレだし素晴らしい」「ありがとう、君もだよ」と褒め合ったり、「日本から来たんだ」「日本大好き」と会話して握手したりした。
予告動画では、2人のやりとりを受け、番組MCの爆笑問題の太田光さんが「これ以上進むと危険」とコメントし、スタジオで笑いが上がる場面までが映っていた。
番組の公式Xアカウントは、この映像を紹介した投稿で「なんだか危険な香り…この後どうなっちゃうの…!?」とつづっていた。
この動画と投稿に対し、「男性同士で親密になることのどこが『危険』なのか?」と疑問を呈する声や、「男性同士がロマンティックに親しくなることを『危険』として茶化し、それを“面白さ”として予告に使う構造、完全に差別」といった批判が上がっていた。
番組の公式アカウントは17日午後、当該投稿を削除した。また、公式サイトで公開されていた予告動画も非公開になった。
続きはソースをご覧ください
引用元: ・NHKEテレ番組公式X、親密な男性同士に「危険な香り」と投稿、のちに削除 「差別を助長する意図は全くない」と説明 [muffin★]
コメント