↑擬音にすれば「ちゅどーん」になるような巨大な噴煙な上がっています。
以下は当局が出した「情况通報」です。
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状況報告
2025年06月16日08:23頃、臨澧県停弦渡鎮山洲村の山洲花火工場で爆発事故が発生しました。
事故発生後、臨澧県党委および県政府はこの事態を高度に重視し、関係責任者が直ちに現場に赴いて指揮・救援に当たりました。
応急管理、消防、公安、衛生健康など関係部門も現場で緊急救助および処理作業を展開しています。
現在、死傷者の状況についてはさらに確認作業が進められており、事故原因の調査とその後の処理作業は秩序立てて進行中です。
臨澧県応急管理局
2025年6月16日
湖南省臨澧県党委宣伝部の情報によると、06月17日午前9時時点で「死亡者9名、負傷者26名」とのこと。大惨事です。
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↑噴煙が高く広くたなびいています。
以下は、この爆発の前に臨澧県応急管理および安全生産委員会が出していた文書です。
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臨澧県応急管理および安全生産委員会文書
臨応安字〔2025〕17号
臨澧県応急管理および安全生産委員会
高温期における花火・爆竹企業の安全生産作業の徹底に関する通知
関係する各郷鎮(街道)、県直属の関係機関、花火・爆竹企業へ:
現在、高温期に入っており、火薬の感受性が高まっているため、生産安全事故が発生しやすい状況です。
現時点での花火・爆竹の安全監督業務を確実に遂行するため、『花火・爆竹作業安全技術規程』の要求に基づき、検討を経て県政府の
同意を得た上で、県内のすべての花火・爆竹生産・運営企業に対して統一的な生産停止および再開を実施することを決定しました。
以下に関連事項を通知いたします。
一、生産停止期間
黒色火薬および導火線製造企業:06月16日16時より、すべての工程の生産を停止する。
(後略)
暑くなって、火薬に火がつく可能性が高くなっており、その上、現時点での花火・爆竹の安全監督業務を確実に遂行できるという
担保できない状況ないので――「企業は06月16日16時から生産を停止する」――ことになっていたのです。
ところが、その約8時間前、同日08:23頃に爆発事故が起こりました。
なんとも皮肉としかいいようがありません。
中国本土の報道によるとこの花火工場の製品庫には1~2万個の药饼(薬餅)※が積み上がっていたそうです。
この爆発は凄まじく、「ガラスがすべて吹っ飛んだ!50キロ離れた場所でも地震みたいだった!」という感想が登場しているほどです。
※花火や爆竹の製造工程で用いられる圧縮火薬の単位体を指します。
日本ではあまり使われない業界用語ですが、中国の花火製造業界では非常に一般的な用語――とのこと。
またこの工場自体もあまり褒められた過去を持つものではありません。中国本土の報道では「2019年以降、13回の行政処分を受けていた」
となっており、問題ある企業だったのです。
(吉田ハンチング@dcp)
2025.06.18
https://money1.jp/archives/150334
引用元: ・【Money1】 湖南省「花火工場」大爆発!「50km離れた場所でも地震みたいだった」倉庫に薬餅(火薬の塊)が1~2万個あった[6/18] [仮面ウニダー★]
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