しかし、公的年金の増額改定を上回る物価の上昇が続いているため「家計の状況が厳しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
総務省が5月30日に公表した「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)5月分(中旬速報値)」によると、消費者物価指数の総合指数は前年同月と比較して3.4%上昇しています。
ライフスタイルや老後の生活費など世帯差はありますが、物価高が続いている現状を踏まえると「毎月20万円ほど年金を受給できたら」と考えている人もいるのではないでしょうか。
《単身》65歳以上無職世帯は平均で「毎月2万7817円の赤字」
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」によると、《単身》65歳以上無職世帯は平均で「毎月2万7817円の赤字」となっています。
《単身》65歳以上無職世帯の平均的な毎月の家計収支
・実収入:13万4116円
・消費支出:14万9286円
・非消費支出:1万2647円
・赤字:2万7817円
公的年金は偶数月の15日に、前月までの2カ月分が支給されます。
15日が土日や祝日となる場合は、その直前の平日が公的年金の支給日になります。
公的年金の直近の支給日は2025年6月13日金曜日、次回の支給日は8月15日金曜日です。
では、国民年金と厚生年金の平均月額はいくらでしょうか。全体、男女別の平均月額をご紹介します。
【最新】国民年金と厚生年金の平均月額はいくら?
厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金と厚生年金の平均月額は以下のとおりです。
●「国民年金+厚生年金」平均月額
・男女全体平均月額:14万6429円
・男性平均月額:16万6606円
・女性平均月額:10万7200円
●「国民年金」平均月額
・男女全体平均月額:5万7584円
・男性平均月額:5万9965円
・女性平均月額:5万5777円
国民年金保険料は一律となっているため、国民年金+厚生年金を受給している場合と比べ、全体・男女とも平均額に大きな差が生じにくくなっています。
国民年金が満額受給の場合、2025年度の月額は6万9308円です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e0f7737956c8a61f75f2e871dbb9c95dcfe2c0
毎年33万の赤字だから老後2000万円で145歳まで生きられるな🤩
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