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フジテレビは日テレのアナウンサー特番から5日後の16日夜、『呼び出し先生タナカ』で「優等生アナNo.1決定戦 NHK全民放キー局元エースアナ集結」を放送します。こちらの内容はフジテレビのアナウンサーと各局出身のアナウンサーが、ニュース映像に関するクイズや原稿読みなどで対決し、ナンバーワンを決めるというもの。2時間まるごとアナウンサーをフィーチャーした構成・演出であることは間違いありません。
また、フジテレビのアナウンサー特番で記憶に新しいのは、3月17日に放送された『ネプリーグ』の「各局出身アナウンサーNo.1決定戦2025」。今回の『呼び出し先生タナカ』と極めて似た構成でしたが、この特番はもともと1月27日に放送予定であり、騒動が深刻化する前に収録されました。さらにその1月27日は奇しくもフジテレビが10時間超にわたる記者会見を生放送した日。騒動の内容から「お蔵入り」という声もあがっていた中、2か月弱の時を経て3月17日放送されました。
アナウンサーをめぐるフジテレビの動きで見逃せないのは、第三者委員会の調査報告書を受けて発表した「再生・改革に向けた8つの具体策」。その中に「編成・バラエティ部門を解体・再編 アナウンス室を独立へ」という項目がありました。これは「編成・制作がキャスティングをする側、アナウンサーがされる側という従属的な関係性をなくす」ことを目的にした改革案。両者の調整役を果たすコーディネーター制度も創設するなど、「今後はアナウンサーの立場を守り、意思を尊重していく」という姿勢を感じさせられます。
アナウンサーにかかわるフジテレビの対応を簡単に整理すると、一連の騒動があったにもかかわらず、3月、6月にアナウンサー特番を放送。一方で明石家さんまさんの「推しアナGP」は放送を見送られました。さらにアナウンス室の独立を進め、アナウンサーの立場を守ろうとしています。
視聴者にしてみれば「フジテレビはアナウンサー特番を放送するのかしないのか、どちらなの?」「今後はどのようにアナウンサーを使っていくの?」などと方針がわからないのではないでしょうか。
また、そんな苦しい状況のフジテレビを知っているはずの日本テレビは、なぜこのタイミングでアナウンサー特番を放送したのか。主要局のTBSやテレビ朝日も含め、テレビ業界におけるアナウンサーの現状を掘り下げていきます。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2a9cafab4143e7500676b2bdf6c6b9c1bd398e08?page=2
引用元: ・フジテレビ問題を受けてなおフジと日テレが“アナウンサー特番”放送 フジは若手女性アナ出演なし、民放4局に表れた色分け [ネギうどん★]
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