https://news.yahoo.co.jp/articles/3a972fc39184c866bd6a5610252e73001c6f2188

「チー牛」というネットミームをご存じだろうか。現在では、いわゆる「陰キャ」(陰気な性格、見た目の人)を揶揄したり、そういうキャラだとして自嘲するときに使われる言葉だが、もともとはイラスト発祥である。
20年近く前にブログに投稿されたイラストで、メガネをかけたおとなしそうな若い男性と「すいません。三色チーズ牛丼の特盛りに温玉付きをお願いします」というセリフが描かれている。その後、巨大掲示板で使われるようになり、「チー牛」として広がっていった。
このイラストを描いたのは、「いびりょ」さん(@ibiryo_sun)だ。普段は会社員として働きながら、創作活動をしている。
なぜ「チー牛」のイラストを描いたのか。そのイラストがネットミームとして拡散している中、作者としてどのように受け止めているのか。いびりょさんに聞いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・猪谷千香)
●日常の一コマを描いたイラストから始まった
現在35歳のいびりょさんがイラストを描いて投稿したのは、2008年だった。高校を卒業したばかりだったといういびりょさんは当時をこう振り返る。
「絵を描くのが好きだったのですが、その頃、山崎まさよしさんが自分で描いた自画像をアルバムのジャケットにしていたのを見て、自分もそういう絵を描けたらいいなあと思いました。
チーズ牛丼は、通学路で電車が来るまで待っている間に行っていた牛丼屋さんでよく食べていたやつを、なんとなく自分に結びつけてセリフにしたものですね」
自分の日常の一コマを描いたといういびりょさん。2008年はインターネットが普及し、mixiなどのSNSが流行し、YouTubeやニコニコ動画がサービスを本格化させていた。個人ブログも人気で、いびりょさんも自身のブログに毎日1枚ずつイラストを投稿していたという。
「チー牛」のイラストもそのうちの一枚だった。
「当時、見ていたのは身近な人たちで、10人くらいだったと思います」
ところがその10年後、イラストは思わぬところで広がっていく。
2018年ごろ、巨大ネット掲示板「5ちゃんねる」で、しばしばこのイラストが貼られるようになっていた。「陰キャ」のイメージとして多用され、2019年12月のコミケには、イラストに似せた「チーズ牛丼の男性」のコスプレまで登場した。
2020年の春にはいびりょさんのSNSアカウントのフォロワーが増えたという。イラストの拡散をどう感じていたのだろうか。
「びっくりしましたが、言われてみれば、掲示板に書いてある通り、たしかに垢抜けてないなあと。そのときはそんなふうに流していました」
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
引用元: ・【チー牛】イラスト作者が明かす「ネットミーム誕生」秘話と"誰も傷つけない笑い"への思い [鉄チーズ烏★]
本当に作者にとってもチーズ牛丼にとってもいい迷惑
違ったわw
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