【ボクシング】亀田和毅　中谷潤人の〝汚い技〟を絶賛 「ルールに反則って書いてないから。俺も勉強になった」

亀田和毅　中谷潤人の〝汚い技〟を絶賛「ルールに反則って書いてないから。俺も勉強になった」

　ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅（33＝TMK）がYouTubeチャンネル「TMK　BOX　TV」で、WBC＆IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人（27＝M・T）を大絶賛した。

　中谷は8日に行われたIBF王者・西田凌佑（28＝六島）との王座統一戦で、相手の棄権により6ラウンド（R）終了TKO勝利。自身初の2団体王座統一に成功した。

　和毅は「俺が想像してた内容とは全然違うな。（中谷は）ちょっとずつ上げてくるんかなと思ったけど。でも、1Rからバチーン！いったやん。ガンガン打って。腕狙ったり、汚い技いろいろ使っていったり。あれ1Rに見せられたら、相手は結構きついで。ほんで2R目、しっかり中間距離でボクシングをする。あのうまさ、冷静さ、セコンドのアドバイス。ほんまに感動したな」と絶賛した。

　中谷が西田の右腕を狙って攻めたことについても「腕を打つのはカネロ（サウル・アルバレス）がやってんねん。カネロが相手の腕をバッカンバッカン打つ。（腕にダメージを与えて）相手のジャブを打たせへん。それは反則じゃないから」と指摘する。

　その上で「日本からしたら汚いやんとか言うかも分からんけど、ルールに反則って書いてないから。そこをできてるんやから、むちゃくちゃすごいと思う。中谷って日本人のスタイルじゃないねん。世界のボクサーの試合を見ているような感じ。レベルが1個も2個も上。そういう汚さ…技術やな。クリンチ際、相手にボディー入れたり、頭を入れていったり。ああいううまさがあるから、もっと伸びていくよ。俺も勉強になった」と力説した。

使えねえな