物価高対策や、自民党会派の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題、小池百合子知事の都政運営の是非が主な争点。夏の参院選の前哨戦として、各党は党首らが応援に入るなど首都決戦に総力を挙げる。投開票は22日。
◆「非公認」三宅茂樹元幹事長への応援は…
「初めて公認でない選挙に挑むが、党の公認より皆さんの『頑張れ』という、温かい心が何よりの公認」。東京都世田谷区・三軒茶屋駅近くでの第一声。無所属で出馬した三宅茂樹は、そう強がった。
数十人の聴衆が訴えを聞いたが、応援に来る地元区議の姿は、ない。
三宅は政治資金収支報告書に251万円の不記載があり、自民党の公認を得られなかった会派幹事長経験者6人のうちの1人だ。党世田谷総支部は支援を見送った。「都民の考えもある。応援しないわけではないが、表だってできない」と関係者は打ち明ける。
そんな中、自民都連会長で衆院議員の井上信治が議員で唯一、第一声に訪れ、裏金問題を釈明した。
◆演説を聞いた男性「説明しないのはダメ」
しかし当の三宅は演説で、最後まで自身の裏金問題に触れなかった。演説を聞いた区内の自営業の男性(63)は「説明しないのはダメ。どういう事情があろうと」と、あきれた。
5月下旬に開いた決起大会では三宅の妻(70)もマイクを握り、「お手伝いが足りない」と、ビラ配りなどの支援を求めた。
ここでも地元区議が不在の中、三宅の大学同級生で自民党参院議員会長の武見敬三の姿があった。自身も夏に改選を控え「都議選後には参院選。東京選挙区の武見という名前も思い起こして」とアピールに余念がなかった。取材に「(裏金問題は)ボディーブローのように効いてくるだろう。不信感はなかなか解消されない」と懸念する武見は13日、三宅の街頭演説に再び姿を見せた。
◆小松大祐幹事長の応援に区議7人駆けつけ
一方、自民会派現幹事長の小松大祐は同区・千歳烏山駅前で最初の演説を行った。自民区議7人が駆けつけ、聴衆は200人近い。自身に不記載はなく、公認も得て順調に見える。だが裏金問題で会派幹部として対応に追われ「自分のことをやっている場合でなかった」と準備不足は否めない。告示前に配ったビラには都知事の小池百合子と並んだ写真を載せ、知事との距離の近さをアピールした。
陣営関係者は、民主党が政権を奪う直前の2009年都議選で大敗した時と比較し、「それ以来の厳しさ」と話す。2021年都議選で自民は小松、三宅を含めた3人が当選し、第1党返り咲きに貢献した。
しかし、党派閥の裏金問題が吹き荒れた昨年の衆院選では、現職を含む地元候補2人が落選し、世田谷から自民の国会議員が消えた。そして今回の都議選での公認は、小松1人のみ。
自民は改選後、会派所属議員の政治資金をデータベース化し、透明性を高めるとする。小松は第一声で訴えた。「刷新する姿勢を示さなければ、と仲間と誓った」

引用元: ・【東京新聞】東京都議会議員選挙、激戦・世田谷区 裏金自民やまない逆風、新旧幹事長の演説風景から見えたもの・・・陣営関係者「民主党が政権を奪う直前の2009年都議選で大敗した、それ以来の厳しさ」
>都知事の小池百合子と並んだ写真を載せ、知事との距離の近さをアピールした。
ってなんなんだよ小池との仲の良さをアピールするなら、都議会要らんじゃないか
今の自民党には何も良いところがない
山尾志桜里のガソリンなんて典型的だが、民主党もやってたやん
自民の裏金が許せんから裏金民主党にしようってのは意味がわからん
鳩山由紀夫の事件は何億の不記載だったんだよw
売国増税しながら天下り先ではボロ儲けしながら国民には負担を強いる官僚
政治家も官僚も害虫やんw
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