運送費やビンなどの資材の価格も高騰している中で、さらに値上げの可能性があります。その背景にあるのが「酒米を作っている農家が主食用米に流れていく流れで、酒米が足りない」という現実です。日本酒の原料となる「酒米」から「主食用コメ」への転換が進んでいるのです。
JA福井県が農家に支払うコメの価格、以前は酒米の方が数千円高かったものの、2024年産のコメの価格では、酒米が1俵あたり1万5200円に対し、コシヒカリは1万9700円と4000円以上の開きがあります。
また、酒米はコメの粒を大きく育てる必要があり、水管理や肥料に一層の手間が必要になるといいます。“令和の米騒動”が拍車をかける形となり、これまで酒米を作っていた農家がコシヒカリなど主食用のコメの生産にシフトしているのです。
県酒造組合によりますと、県内の地酒に多く使われる酒米「五百万石」の2025年の集荷は2024年の600トンから6割ほどの360トンに減ると見込まれています。
みずもとの飯田専務は「どれくらい上がるか見当つかない蔵元多いが、 おそらく1.5倍くらいになる」とします。

引用元: ・【値上げラッシュ】福井県内の酒米収穫量が前年の6割に急減・・・日本酒販売店専務 「日本酒の価格、1.5倍くらいになる」
195%、要は値段が2.95倍に
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