消費経済アナリストの渡辺広明氏は「コンビニには全ての客層にきちんとサービスをするという前提があるので、今後も完全にセルフレジ化することはないと思います。とはいえ、セルフレジが今以上に主流になることは間違いないです。既に〝セルフ〟が主流になっているガソリンスタンドくらいになると思います。なぜなら、人手不足だからです。今の価格を維持するためにもその流れになってくる。ですから、セルフレジに対しては『チャレンジ』していくしかない。今の内に慣れた方がいい」と指摘した。
渡辺氏は株式会社ローソンに22年間勤務。店長・スーパーバイザーを経てバイヤーを経験後、メーカーで商品開発・マーケティングに従事し、自ら株式会社「やらまいかマーケティング」を設立。メーカーとは約780品目の商品開発に携わった。同氏は「セルフレジに慣れる方法には2点ある」と提言した。
「1点目は『平日朝10時頃にチャレンジ』です。朝のラッシュ時間帯が終わってアイドリングタイム(※作業者が実際に業務を行っていない時間)ができる可能性もあり、お昼のピーク前でもあるので、お客さんが少ない時間帯。また、シニアの方もそのあたりの時間は動きやすい。後に並ぶ人の目を気にせず、セルフレジに慣れるのに適した時間帯として一番の穴場です。手の空いたアルバイト店員にも聞きながら慣れていくのが一番ではないかと思います」
さらに、渡辺氏は「2点目」として「ファミリーレストラン(以下・ファミレス)で慣れること」を挙げた。
「ファミレスではテーブルで(機器に)触れられ、食べ終わった後、決済のみを後ろの目を気にせず、ゆったりとセルフレジで操作できる。ファミレスで慣れて、コンビニで朝10時にやって、分からないところをバイト店員に聞く…といったことをやっていけば、たいていの人はできるようになると思います。まずやってみることが大事です」
引用元: ・【社会】「あと5年くらいで8割くらいがセルフレジになる」識者が説明 慣れる練習は「平日朝10時の店内で」
セミセルフは残るよ
強制移行するんだろ
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