ブラジル北東部バイア州の労働当局は昨年12月、同州カマカリにあるBYD工場の建設現場で、中国人労働者220人が「劣悪な労働条件」で働かされているのを発見した。
労働者らはマットレスもない状態で寝かされ、31人で一つのトイレを使わされていた例もあった。また長時間日に当たって働いたことによる「明らかな皮膚の損傷」が見られた。
労働当局は、労働契約に違法な条項が含まれていた他、パスポートの没収や給与の最大70%の差し押さえが行われていたとして「強制労働」の疑いがあると指摘した。労働者はさらに武装警備員によって監視されていた。
BYDの下請け会社、錦江建設ブラジルは奴隷労働の疑惑を否定している。
バイア州労働当局は「集団的精神的損害賠償」として2億5700万レアル(約65億円)の支払いと、労働者個人への賠償を求めている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3580620
引用元: ・【ブラジルの検察当局】中国の電気自動車(EV)最大手BYDを提訴、建設現場の奴隷労働で 「労働者らはマットレスもない状態で寝かされ、31人で一つのトイレを使わされていた」
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