
西アフリカのニジェールが、同国の石油プロジェクトで働いている中国企業の駐在員十数人に国外退去を要請したことが、ロイターが23日に確認した書簡で明らかになった。両国関係にさらに緊張が走りそうだ。
軍事政権のニジェールは他の西アフリカ諸国同様、天然資源の管理拡大と地元市民の雇用促進に力を入れている。
ウマル石油相は20日付で中国石油天然気集団公司(CNPC)に、21日付でCNPC傘下の製鉄会社SORAZにそれぞれ書簡を送り、ニジェールで4年以上働いている駐在員の契約を打ち切るよう要請した。CNPCが国内の規制を順守していないなどと非難した。
ニジェールは3月にも駐在員と現地採用職員の給与格差を巡り、中国石油企業幹部3人を国外追放にしていた。
中国外務省はロイターのコメント要請に即座に返信しなかった。
引用元: ・中国人があまりに横暴なためアフリカから退去要請される事例が続々と [662593167]
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