週刊文春が入手した音声データには、相手を窘めるような女性の声が録音されていた。「私わかんないよ。
どういうやり取りがあったのか。ただ、さっき言ったようなのが社会の普遍的なものだとしたら、私が社長で
◯◯さんが部長で××さんが課長で、あなた係員なのね」。怒号を浴びせたのは、立憲民主党の水野素子
参院議員(55)である。
「水野さんは著書で“働く人を大切にする社会”を掲げていますが、事務所は“ブラック職場”です。
朝5時台から日付を跨ぐまで運転をさせられ、合間にビラ配りや街頭演説などを手伝わされる。
あまりに時間がなく、朝食のおにぎり1個でしのぐ日もありました」。そう訴えるのは、元秘書A氏だ。
休憩なしの長時間の運転は事故を誘発する。危険を感じたA氏は他の秘書と相談し、仕事を分担することを
考えたという。「ですが、『それぐらい1人でできるでしょ!』と逆ギレされた。水野さんは少しでも
気に入らないことがあれば、ブツブツ文句を言いながら、車の扉をグーでバンッと叩き、運転席を蹴ったりする。
『使えない』『明日から来なくていい』と恫喝することも少なくありません」(同)。
元秘書B氏も明かす。「許せないのは、私が辞めた後、周囲に『私も(B氏に)裏切られたんです』などと
悪口を言っていたことです」。秘書に責任を転嫁するのは十八番だという。「水野さんが、私と相手の会話に
割り込んで、話し続けたせいでタニマチとの会合に遅れたことがあった。なのに、『秘書が悪いんです』と
言い出した。耳を疑いました」(同)。当の水野氏はどう答えるのか。本人を直撃した。
――2年10ヵ月で11人が辞めた。水野さんのパワハラが原因?
「書面で(質問を)頂いてもいいですか」
――「お前、明日から来なくていい、使えない」と。
「ん? 言ってない、言ってない」
直撃の最中、隣に立つ男性をすがるように見上げる水野氏。彼は水野事務所のスタッフの1人だ。男性が
意気揚々と語り始める。「この業界、ブラックなんですよ。長時間労働になってきちゃう。水野ファーストで
我々動きますよね。人間関係がホワイトだとどうにかなっちゃう。でも基本的にうちの連中って、みんな最後
笑っているんですよ」。
週刊文春 2025年5月22日号
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b11372
引用元: ・秘書11人が連続退職! 立憲民主・水野素子“宇宙かあさん”議員はパワハラ常習犯 [675960865]
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