https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1208Y0S5A510C2000000/
2025年5月12日 11:03
京都市の世界遺産、龍安寺の障壁画「雲龍図」全92面が完成した。制作したのは元首相の細川護熙氏(87)。既に40面を奉納していたが、このほど残りの52面分が完成し、11日に奉納式典を行った。
細川氏は「禅寺にしか描けない墨絵。枯れ山水、日本文化にふさわしいものを考えた。じっくり見てほしい」と話す。
龍安寺は室町時代の守護大名、細川勝元の創建で細川家にとってはゆかりの菩提寺だ。傷みの目立つ本堂の障壁画を見て自ら制作を申し出、2019年から作業を本格化した。
22年には勝元公550年遠忌記念として龍の9つの変容を示す40面を奉納した。誕生したばかりの幼龍から苦難を乗り越えて知恵を身に付け、老龍になるまでの壮大なドラマを描いている。
今回追加奉納したのは龍周辺の空間部分。渦巻く雲、うねる波濤(はとう)、ごつごつした岩塊を力強く表現した。スケールの大きな描写で画面に無限の広がりを与え、龍の躍動と変容を生き生きと浮かび上がらせた。
「龍との関係を考えながら、わき起こる雲を描くのに神経を使った。勝元公ゆかりの日(11日が命日)に間に合ってよかった」と笑顔を見せた。
細川氏は政界引退後は主に芸術家として活動。陶芸、油絵のほかふすま絵も手掛け、古刹に奉納している。龍安寺では来年10月以降、全92面を一般公開する予定。
※関連スレ
【朝日】細川護熙元首相、雲龍図のふすま絵を京都・龍安寺に奉納 細川勝元550年忌に合わせる [みの★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1652767331/
引用元: ・【芸術家】細川護熙元首相、世界遺産の龍安寺に「雲龍図」全92面奉納 [少考さん★]
村山富市もまだ生きてた
ここは庭園がすばらしいから何度でも行きたくなるね
早く見てみたい
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