1泊2万円を超えるカプセルホテルもある中、海上を運航するフェリーを安価で宿代わりに提供するプランも登場した。(野平貴、佐々木伶)
■下船必要なし
神戸―高松間のフェリーを運航する「ジャンボフェリー」(神戸市)は2月、船を宿代わりにする「ふね泊」プランを始めた。
フェリーは神戸港を午後7時台に出港し、午前0時頃に高松港に着く。
このプランの利用客は、高松に着いても下船の必要がなく、そのまま復路の便で翌午前5時に神戸港に戻ってくる。
最長で午前7時まで部屋に滞在することができ、実質、神戸市内に宿泊したのと同じというわけだ。
料金は平日でロフト個室の場合、1人1泊4990円(税込み)。
個室には3人まで泊まれ、1人分の追加料金は1990円だ。
4月28日には7組の観光客らが利用した。
家族4人で京都や神戸を巡る石川県小松市の男性(30)は、「お得感があり、子どもも楽しめると思う」と話した。
同社の広報担当者は、「神戸からバスに乗れば万博会場に行くのも便利。宿泊に困っている人の力になりたい」と話した。
■「外国人客は料金気にしない」
万博の開幕以前から、関西の宿泊需要は高まっていた。
大阪観光局の推計によると、円安などを追い風に、2024年に大阪を訪れた訪日外国人客は約1459万人で、コロナ禍前の19年の1・2倍と、過去最高を更新した。
今年の1~3月も前年比で3割以上増えている。
宿泊施設の稼働率(2月時点、観光庁まとめ)では、大阪府が全国トップの76・4%を記録。
不動産データ分析大手のコスター・グループ傘下「STR」の調査では、昨年の大阪府内のホテルの平均客室単価は、前年より13・7%高い1万7774円だった。
つづきはこちら
https://www.yomiuri.co.jp/expo2025/20250504-OYT1T50033/
引用元: ・【関西】万博開催でホテル高騰、カプセルでも1泊2万円超…フェリーが宿代わりの安価プラン登場
分からん
コメント