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2月16日付朝日新聞4面のほぼ1ページを埋めた記事に、霞が関で慨嘆と諦めが広がった。〈石破首相と20年
冷や飯も共に 赤沢亮正氏とは〉の見出しで、赤沢経済再生相の来歴や人となりを詳しく報じている。
奇異な読後感は、政権の新実力者だから取り上げたのではなく、貫禄不足なのに実力者風なのはなぜか、
という半端なテーマの割に、記事が大きすぎたせいだろう。
「(石破氏は)たばこと赤沢はやめられないんだ」。赤沢氏の尊大なせりふが紹介され、〈最側近 振る舞いに
懸念も〉の小見出しには、軽い揶揄も混じっている。赤沢氏は内閣府の大臣室の他に、首相官邸に専用の
執務室を構える。財務・外務・経済産業省の審議官級が“秘書官”並みに専属。毎週会議を開いて宿題を
出し、政策を提言させる。“第二官房長官”のような存在は、否応なく林芳正官房長官の正規の行政ラインと
ダブるので、役所は手間を取られるだけでなく、棲み分けがこじれると面倒だ。ただし林氏は、それが首相の
好みならやらせておけばと知らぬ顔の半兵衛を決め込む。
赤沢氏の躍動は政府内に収まらない。昨年の衆院選では「首相の目となり耳となる」とばかりに自民党の
選挙対策会議にたびたび出席し、遠慮なく口も出した。独自に野党幹部と折衝したり、首相への面会を
取り次ぐこともしばしばで、党国対幹部は「助力のつもりなのかね」と迷惑そうだ。閣僚の分を超えた“出しゃばり”に
党側も眉をひそめる。
こうしたブーイングも踏まえ、本人に取材して書かれたはずの記事が意味するところは「石破政権が続く限り
首相直轄とは俺のことだ」という宣言に他ならない。朝日は批判を装ってヨイショしている。政官界の困惑と
うんざり顔が目に浮かぶようだ。
赤沢氏の担当は、経済再生・新しい資本主義・賃金向上・スタートアップ・全世代型社会保障改革・
感染症危機管理・防災庁設置準備・経済財政政策。どれも重要ではあるが、赤沢氏が「俺の担当が
政権の命運を決する。官邸の司令塔にならねば」と気負えば、かえって政権運営はきしむ。
引用元: ・トランプ交渉役・赤沢亮正の小物すぎる正体 貫禄不足なのに実力者風、自意識肥大の軽量級 [675960865]
いやいや…
つまり自民で無能扱いされてきた人
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