国の利払い費、金利1%上昇で8.7兆円上振れ 財務省試算
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA036XR0T00C24A4000000/
引用元: ・財務省「長期金利を上げると国債利払いの激増で日本は破綻することが判明しました」 [422186189]
財務省は4日、長期金利がこれまでの想定より1%上がった場合、2033年度の国債の利払い費がさらに8.7兆円増えるとの試算をまとめた。日銀がマイナス金利政策を解除し、長い目で見ると金利には上昇圧力がかかる。税収の増加も見込まれるが、社会保障費など予算の膨張を防ぐ取り組みが必要になる。
財務相の諮問機関の財政制度等審議会が4日に分科会を開き、財務省が新たな試算を提示した。同省は政府の24年度予算をもとに向こう3年の収入と支出の状況を示す試算をすでに公表しており、今回はその試算より金利が跳ね上がった場合を想定した。
国債費については元本の返済とともに、利息の支払い分を毎年度の予算に計上している。24年度は予算総額112.5兆円に対し、利払い費は9.6兆円。想定金利は1.9%とした。金利は足元で0.7%台で推移しており、やや高めの設定となっている。
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