その元財務官僚とは、森信茂樹氏である。元財務省主税局国際調整官であり、現在は東京財団政策研究所の研究主幹でもある。彼の主張と自民党税調会長である宮沢洋一氏の動向がしばしば一致している点から見ても、財務省の主流的な思考を反映している可能性は高い。以下に紹介する発言は、その典型例である。
「財務省が言ってるのは、もしこれ(年収の壁)を178万円に上げれば、機械的に試算すれば7兆、8兆(の減収効果)になりますよと」
「だから、私がいいたいのは、これ財源だけの問題ではないんですよ。もし本当に減税をするんだったら、なんで1000万、2000万の人にまで減税する必要があるんですか?」
*2024年3月16日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」での発言より
この発言には、もはや経済の初歩すら理解していないという恥ずかしさがにじみ出ている。「なぜ年収1000万円、2000万円の人にまで減税する必要があるのか?」という問いかけは、完全に感情的なポピュリズムに迎合したものであり、経済的事実や成長戦略から目を背けた妬みと偏見に満ちている。
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引用元: ・【経済】財務省OB「103万円は晴れて一人前の納税者になる誇り」
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