舞台は霧のあさぎり町…スマホゲームで大冒険 九州初の自治体RPG「あさぎりクエスト」開発
霧に包まれたあさぎり町で、謎を解き明かす冒険が始まる-。
あさぎり町が、スマートフォン用のロールプレーイングゲーム(RPG)アプリ「あさぎりクエスト~霧の里の秘宝~」を制作した。
町によると、自治体がRPGのアプリを開発するのは九州で初めてという。
400年前のあさぎり町にタイムスリップした主人公の少年が、立ちこめる濃い霧の謎を解き、人々を救うために魔物と戦う設定。
「あさぎり駅」「須恵村」など実際の地名が多く登場。魔物のデザインは町内の小中学生から募集し、
「アサギリギリギリキリギリス」「リュウキンカッパ」など地域にちなんだ名前が登場する。
若者を中心にゲームを通じて町を知ってもらい、ファンを増やす狙い。
「現実世界でも町に来てもらえるように工夫した」と担当の遠山優矢さん(37)が推すのは、GPSを駆使した連動機能。
町内8カ所の名所や寺を訪れると、ゲーム内で使えるポイントが得られる仕組みだ。
町内の事業者と連携し、ゲーム内で獲得すると飲食店で利用できるクーポンや、ポイントの入手場所を巡るタクシープランも企画した。
アプリ開発は、実績のある首都圏のゲーム開発会社に依頼。無料でインストールできる。総事業費は700万円で、そのうち約550万円を観光庁の補助金で賄った。
5日、町役場で完成報告会があり、北口俊朗町長がお試しでプレー。ゲームで遊ぶのはインベーダーゲーム以来といい、
「私でも楽しめた。幅広い世代にプレーしてもらって、魅力発信につなげたい」と太鼓判を押した。(金村貫太)
https://news.yahoo.co.jp/articles/19a957a0ad81bdb8abbf44c3a2a39df5ef9387f7
引用元: ・自治体RPG「あさぎりクエスト」総事業費700万円 [439992976]
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