[ワシントン/アデン(イエメン) 15日 ロイター] – トランプ米大統領は15日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する大規模な軍事攻撃を指示した。
紅海やアデン湾などでの商船攻撃への対抗措置で、イランにもフーシ派への支援を直ちに停止するよう警告した。フーシ派は11日、紅海やアデン湾を通過するイスラエル船への攻撃を再開すると表明していた。
トランプ氏は、フーシ派が攻撃を止めなければ「地獄の雨が降る」と自身のソーシャルメディアで警告。「フーシ派による米国船舶への攻撃は許さない。目的を達成するまで、圧倒的な殺傷力を行使する」とした。
イランに対しては、フーシへの支援を直ちに停止する必要があると主張し、イランがアメリカを脅すようなことがあれば「全責任を負わせる」と警告した。
フーシ派が指揮する保健省によると、イエメンの首都サヌアでは空爆で少なくとも民間人13人が死亡し9人が負傷した。
フーシ派の政治部門は、米軍の攻撃を「戦争犯罪」と非難し、「エスカレーションにはエスカレーションで対応する用意がある」と声明で述べた。北部のサーダ州も攻撃を受けているとした。
中東駐留部隊を所管する米軍中央司令部は、15日の空爆をイエメン全土を対象とする大規模な作戦の開始と説明した。
商船への攻撃を繰り返すフーシ派に対しては、バイデン前米政権もフーシ派の能力を低下させるための対策を取っていたが限定的だった。
米政府高官によると、トランプ氏はより強力な措置を許可しており、攻撃は数日、数週間にも及ぶ可能性があるという。

引用元: ・トランプ「やれ」米軍「はい…」米軍、親イラン武装組織フーシ派に対し大規模軍事攻撃 [121394521]
トランプ「はい」
イランはアメリカを攻撃した
コメント