グローバル自動車グループの中で最多の選出となり、ブランド別では現代自動車と起亜がそれぞれ2位と7位、ジェネシスは高級ブランド部門で1位を獲得した。
TSP+には、現代の「アイオニック5」「アイオニック6」「コナ」「ツーソン」「サンタフェ」の5車種、ジェネシスの「GV60」「GV70」「GV70電動モデル」「GV80」の4車種、起亜の「EV9」「テルライド」の2車種が選ばれた。TSPには、ジェネシスの「G90」が指定された。
特に、現代の「ツーソン」とジェネシスの「GV70」「GV80」は2021年から5年連続でTSP+を獲得し、起亜の「テルライド」は2019年の北米市場初投入以来、7年連続でTSP+またはTSPに選出され、高い安全性を証明した。
IIHSは、衝突評価で最高水準の安全性を備えた車両にTSP+を、優れた成績を収めた車両にTSPを付与する。
今回、現代自動車グループの12車種が選ばれたことは、特に後部座席の安全評価基準が強化され、TSP+またはTSPの対象車種が前年同期の71車種から48車種へと大幅に減少した中での成果であり、より大きな意味を持つ。
IIHSは、正面衝突評価において運転席の後部座席に小柄な女性または12歳の子どもを想定したダミー(人体模型)を新たに配置し、実際の衝突事故時に後部座席乗員に発生しやすい負傷タイプを反映する形で評価方式を補完した。
また、昨年までは「良好(acceptable)」評価でもTSP+の取得が可能だったが、今年からはTSP+には「優秀(good)」、TSPには「良好(acceptable)」以上の評価を満たす必要があるなど、基準が強化された。
IIHSのデビッド・ハーキー会長は「今回選ばれた車両は、前席だけでなく後部座席でも優れた安全性を提供する。最高水準の安全性を求めるファミリーカーとして最適な選択肢になるだろう」と評価した。
KOREA WAVE/AFPBB News 2025年3月15日 8:00
https://www.afpbb.com/articles/-/3567830
引用元: ・【ヒョンデ】正面衝突でも後部座席の子どもは安全…現代自動車グループ、米国の衝突評価で最多選出 [3/15] [ばーど★]
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