反面、韓国の卵価格は安定している。現在3月上旬基準で30個入り価格は6380ウォン(約647円)で昨年(6534ウォン)比4.4%下落し、平年(6245ウォン)よりも2.1%安い。一個あたりの価格は米国に比べて80%ほど安い水準だということだ。このような状況で韓国は米国への初の卵輸出に成功した。忠清南道牙山市(チュン朝鮮人ナムド・アサンシ)に位置したケリム農場は7日、特卵20トン(30個入り1万1172セット、合計33万5160個)を米国東部ジョージア州に輸出したと明らかにした。
農食品業界はこれを契機に「K卵」輸出拡大の可能性に注目している。これまで輸出に消極的だったのは収支勘定が合わなかったためだ。韓国の卵は生卵の形態で30日間船に乗って米国に渡っていった後、液卵(加工卵)として売れる。それだけ流通費用が大きい。
だが、最近米国内の価格が高騰して韓国内で売るのと似た水準の利益が出ることになった。ケリム農場側は「米国側からは少なくとも800トン以上の要請があったが、検疫手続きなどを見るために少量だけを先に輸出した」とし「今後価格状況を見て追加輸出を考慮している」と説明した。
今年1月、韓国の卵輸出は香港(123トン)が唯一だったが、新しい販路が開かれた。農家の立場では海外で卵価格が上昇する場合に備えて輸出販路を開いておくのは悪くない。国内需要が少ない連休や名節の時に卵を輸出できるなら急激な価格変動を調整することができるという長所もある。
世界の国々・都市比較統計サイト「Numbeo」によると、韓国の卵(12個あたり2.9ドル)はスイス(6.83ドル)・フランス(4.09ドル)・英国(3.84ドル)などの主要先進国と比較すると安い方だ。供給が安定している点も長所だ。
農村経済研究院によると、3月の韓国内の一日平均卵生産量は約4972万個と推定される。平年(4473万個)比11.2%増えた。価格競争力があるとみるのは難しいが、最近米国のエッグフレーションのような状況では輸出の道を広げるチャンスだという分析だ。
農食品部関係者は「鳥インフルエンザを成功裏に防疫したおかげで卵の供給や価格の面で安定傾向を示している」とし「輸出品質の側面で’気を使っている」と説明した。
中央日報日本語版2025.03.14 07:04
https://japanese.joins.com/JArticle/331129
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韓国メディア「K卵」
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