預金などを振り込んだ後、連絡が取れなくなったとして40社近くが被害を訴えており、警察当局が情報収集を進めている。
「うのみ」後悔
大阪府内の電子機器メーカーは電光掲示板などの製作を手がけ、ピーク時には約1億円の売り上げがあったが、コロナ禍で業績が悪化。
後継者探しも難航していた。
企業の売り手と買い手をマッチングする東京のM&A仲介会社からダイレクトメールが届き、連絡を取ったところ、2022年5月、「後継者不足の企業をグループに入れ、事業の拡大に成功している」とルシアンを紹介された。
ルシアンの代表らとの3度の面談を経て、23年8月、約7000万円の債務を引き取ってもらうことを条件に自社の株式を1円で売却。
直後に資金管理名目で送金を求められ、2回で預金計2100万円を振り込んだ。
だが、債務は残されたまま、ルシアン側と連絡がつかなくなった。
メーカーは昨年3月、ルシアン側に株式の返還を求めて提訴。
大阪地裁で請求を認められ、株式を取り戻したが、送金した約2100万円は戻っていない。
メーカーは大阪府警に一連の経緯を説明したという。
社長の親族は「M&Aの情報も知識も足りず、相手の言うことをうのみにしてしまった」と悔やむ。
被害訴え40社近く
車の修理会社を経営していた大阪市の男性(50)も21年11月、ルシアンに自社の株式を200円で売却した。
男性によると、ルシアン側は契約に反して男性の債務を引き受けないまま車修理会社の預金を引き出し、連絡を絶ったという。
男性の会社は資金繰りがつかなくなり、昨年1月に倒産した。
約1億8000万円の債務が残った男性は「金だけを抜き取るような手法がまかり通っていいのか」と憤る。
つづきはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/39ff459dd1f0f5c335b3792897064d15e7721869
引用元: ・【悪質M&A】後継者いない中小企業、トラブル相次ぐ…債務引き取るはずが資金吸い上げ連絡絶つ
(; ゚ J ゚) ぁゃιぃ…
コメント