https://www.sankei.com/article/20250226-HSLH5YZEMZLRDEQO65BW2CL6HY/
日本維新の会の県議による情報漏洩は、斎藤元彦氏を応援する目的で昨年の兵庫県知事選に出馬した立花孝志氏の「2馬力選挙」に加担した形となった。結果として再選された斎藤氏だが、漏洩問題とは距離を取り続けており、県議会からは「自分事として考えなければいけない」との指摘が上がっている。
「政治家個人としてされたこと。私が申し上げることはない」。斎藤氏は26日朝、維新議員らの情報漏洩について、こう語るのみだった。
昨年11月の知事選で斎藤氏を支援した立花氏は、維新県議から提供された情報を選挙期間中に交流サイト(SNS)で発信。真偽不明な情報も多く含まれていたが拡散され、斎藤氏の支持拡大につながったと指摘されている。
維新県議が処分を受けるなど影響が広がる中、支援を受けた格好の斎藤氏は、漏洩問題に関しては一貫して静観する姿勢を示している。
情報漏洩は「政治家や個人としての行動や発言」などとし、「私がそれについて何か言う立場ではない」といったスタンスを貫く。今月25日の県議会では、県保有情報も漏れたとして別の議員が速やかな対応を求めたのに対し、「現在調査を進めている」などと答えるにとどめた。
こうした知事の姿勢にある県議は「県の情報が漏らされているというのに『関係ない』では済まされない。自分事として考えないと」と批判。別の県議は「自分を守るため変なところに首を突っ込みたくないというスタンス。自分を問題の外に置いておきたいのだろう。自己正当化に徹する姿勢は、終始一貫している」と皮肉った。
引用元: ・【兵庫】“2馬力当選”の斎藤知事は漏洩問題に及び腰「何か言う立場にない」と一貫して静観 [七波羅探題★]
誹謗中傷
コメント