2025.2.26
伊綾英生(ライター)
茨城県神栖市で発生した18歳運転者による軽乗用車の横転事故。定員超過によるリスク増大と未熟な運転技術が引き金となり、悲劇を招いた。この問題に対し、免許取得後の同乗制限など新たな規制導入が急務だ。運転技術が未熟な若年層ドライバーのリスクを減少させるため、海外の事例を参考にした安全対策が必要だ。
定員超過の危険性
2月11日夜、茨城県神栖市で起きた軽乗用車の横転事故は、未熟な運転がもたらした悲劇だった。運転していたのは免許取得から間もない18歳の会社員。定員(4人)を超えた7人が乗車し、そのうち17歳の高校生が命を落とし、他の4人が重軽傷を負った。
事故の背景には、若年層ドライバーの特性と制度の不備が絡み合っている。こうした事態を防ぐためには、単なるマナーやモラルの向上にとどまらず、免許取得後の一定期間、家族以外の同乗者を禁止するなどの新たな規制を導入すべきではないだろうか。
初心者ドライバーが直面する最も大きな課題のひとつは、自身の技量を正確に判断できないことだ。運転免許試験を通過したばかりのドライバーは、基礎的な運転操作こそ習得しているが、実際の道路環境におけるリスクを即座に察知し、適切に対応する経験が不足している。
今回の事故のように、同乗者がいると事故率が上昇する傾向がある。友人同士の会話やふざけ合いが注意散漫につながることもあれば、「見栄を張る運転」が無意識のうちにスピード超過や危険な操作を誘発することもある。
このような未熟な状態で複数の友人を乗せて運転する行為は、もはや個人の自由や責任感に委ねられるべきものではなく、制度的な歯止めが求められる段階に来ている。
https://merkmal-biz.jp/post/86912#google_vignette
定員オーバーという重大違反
https://merkmal-biz.jp/post/86912/2
引用元: ・【特集】 「若葉マーク」の限界? 茨城・神栖で軽自動車7人乗車、1人死亡――制度見直しの必要性とは
頭悪すぎ
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