アルバイト転々、綱渡りの生活 母子で避難するオレーナさん
「もっと日本語を身につけて、仕事の選択肢を広げたい」
2月中旬、東京都葛飾区の都営住宅。ウクライナ東部・ドネツク出身のオレーナさん(54)は、ひらがなを書く練習をするのが日課だ。傍らには100円ショップで見つけた幼児向けの教材。最近、ひらがなとカタカナを読めるようになったが、書くのはまだまだ。漢字は全くわからない。
日本に逃れてきたのは、ロシアによる侵攻が始まって3カ月後の2022年5月。元夫や家族を祖国に残し、次男(16)と母子避難した。
近所の公立中学校に通った次男も、日本語が全く分からない。授業についていけず、教室でも孤立。精神的に不安定になっていった。オレーナさん自身も来日後にパーキンソン病と診断された。祖国での戦渦は終わりが見えず、帰還の見通しも立たない。「生きることで精いっぱいだった」
頼みの綱は、日本財団からの年間100万円の経済支援と、都の支援による都営住宅の家賃免除。だが、それだけで暮らすのは難しい。
知人の紹介で、22年秋から…(以下有料版で,残り1650文字)
朝日新聞 2025年2月24日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/AST2R0TJRT2RUTIL001M.html?iref=comtop_7_01
引用元: ・日本に避難、いまも2千人 正社員への壁・母国ウクライナに罪悪感… [蚤の市★]
『自分たちは不幸だから優遇しろ』と言い出さないなら、誰も文句いわない。
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