2025-02-23
作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。2月23日(日)の放送は「村上RADIO~村上の一生ものレコード~」をオンエア。村上さんが大事にしている「いつまでも聴いていたい」 “一生もの”の貴重なレコードを紹介しました。この記事では前半2曲について語ったパートを紹介します。
◆Paul & Linda McCartney『Ram』より「Uncle Albert / Admiral Halsey」
僕はポール・マッカートニーの音楽が好きです。日本では、というかおそらく世界的に見て、ポールよりはジョン・レノンの音楽のほうが評価がいくぶん高いみたいですね。とくにビートルズの解散後は「ポール・マッカートニーの音楽は商業的だ! 堕落している!」みたいに言われることが多かったかもしれない。ポールの音楽にはジョンのような思想性がない、みたいに。まあ、たしかにそうかもしれない。でも、ポールの作る音楽には彼ならではの独特の軽みと温かみがあって、それでいて意外に甘ったるくならないんです。僕はそういうところが好きです。もちろんジョン・レノンの音楽も素晴らしいとは思いますけど、それはそれとして……。
で、やたらいっぱいあるポールのアルバムから、どの1枚を選ぶかというと、僕は初期の作品『Ram』を選びます。これ、世間的にそれほど高い評価を受けているアルバムではないみたいだけど、僕はなぜかこれが大好きで、よく聴いています。中でも「アンクル・アルバートとハルゼー提督」が好きです。途中で曲調がガラッと変化するところなんか、いかにもポールという感じでたまらないですよね。
聴いてください。独立後まもないポール・マッカートニーの歌う「アンクル・アルバートとハルゼー提督」
◆Glenn Gould『Glenn Gould Plays Bach / The English Suites Complete』より「イギリス組曲第1番イ長調 BWV 806」
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引用元: ・村上春樹「ポールよりジョン・レノンの音楽のほうが評価がいくぶん高いみたいですが…」ポール・マッカートニーの音楽が好きな理由とは? [muffin★]
伝染るんですのカワウソくんみたいな顔してるくせにスカしやがって
あくろすざうぉーたー!
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