中国疾病予防コントロールセンターの最新の週報によると、新型コロナウイルスがインフルエンザ化する可能性があるとする研究結果が発表されました。
また、広西チワン族自治区ではH10N3鳥インフルエンザの重症例が確認され、上海市政府は今後3年間、生きた家禽の市場取引を全面的に禁止すると発表しました。
この突如として発生した感染拡大を受け、『看中国』は、米国のウイルス学専門家であり、元米国陸軍研究所ウイルス学部門の実験室主任である林暁旭博士にインタビューを行いました。
林博士は、今回の流行の要因として、インフルエンザと新型コロナの重複感染、情報の透明性の欠如、政府による実態の隠蔽、そして鳥インフルエンザが中国および世界の公衆衛生に与える潜在的な脅威など、さまざまな観点から詳しく分析しています。
そして、現在の状況を軽視してはならず、常に警戒を怠らないようにと警告しました。
浙江省杭州市に住む39歳の程さんは、旧正月前にA型インフルエンザと診断され、軽度の肺炎を併発しました。しかし、彼女は入院を拒否し、自宅で服薬治療を続けていました。ところが3日後、仕事の会議中に激しく咳込み、深刻な呼吸困難を発症し、体温も39.7℃まで上昇しました。同僚が緊急搬送したところ、検査の結果、肺の複数の部分が白くなったという現象が確認されました。
また、南通大学附属病院のウェブサイトによると、80代の王さんは最初、微熱(38.5℃)を感じただけでしたが、わずか1時間ほどで体温が39.5℃まで急上昇し、悪寒や全身の筋肉痛、関節痛を伴いました。その後1週間で激しい咳、胸の圧迫感、強い頭痛などの症状が現れました。最終的に、A型インフルエンザ、肺炎マイコプラズマ感染、I型呼吸不全と診断され、CTスキャンでは右肺の下葉が完全に白くなっていることが確認されました。
中国国家流感センターの最新データによると、2025年第5週(1月27日~2月2日)において、国の南部および北部の病院の外来・救急患者のうちインフルエンザ様症状を示した患者の割合は、それぞれ7.4%と5.5%に達しました。これは前週を上回っただけでなく、2022年から2024年の同時期の数値も超えています。
河南省のあるネットユーザーは、「私のいとこは昨日火葬されました。A型インフルエンザから肺が白くなり、わずか十数日で亡くなりました。まだ40歳にもならず、体格も良く、健康だったのに」と投稿しています。
河北省のあるネットユーザーは、「最近、身近な人が2人亡くなりました。1人は20歳の女性で、体が弱く、肺が白くなって助かりませんでした。もう1人は28歳の男性で、最初は単なる発熱だと思い放置していたところ、症状が悪化し、北京の病院に転院しましたが、結局助かりませんでした」と述べました。
四川省のあるユーザーは、「夫の父親が白肺でICUに1週間入院しています。現在、人工呼吸器で命をつないでいます。兄弟は諦めたくないと言っていますが、ICUの医師は、退院までには月単位の入院が必要だと言っています。我が家はもともと裕福ではなく、今の状況はさらに厳しいです」と嘆いています。
中国政府は今回の感染拡大について「季節性インフルエンザの流行期」であると説明していますが、実際の社会の状況は政府の発表よりもはるかに深刻なようです。
SNSに投稿された多くの動画では、各地の病院の集中治療室(ICU)が患者であふれ、重症者が急増している様子が確認されています。また、火葬場の稼働率も急激に上昇していると報告されています。
米国のウイルス学専門家である林暁旭博士は、今回の流行には複数の要因が絡み合っていると指摘します。特に、H5N1鳥インフルエンザの感染リスクが高まっていることを警告し、中国政府がこの問題について沈黙を続けていることに懸念を示しました。
彼によると、高病原性のH5N1ウイルスはすでに人間への感染能力を獲得しつつあり、現在の中国本土ではすでに地域的な流行状態にある可能性があるとのことです。
広東省や上海などの都市では、過去10年間に600件以上のH5N1感染例が報告され、そのうち300件以上が死亡しており、致死率は50%を超えています。これは国際社会にとって深刻な公衆衛生上の脅威といえます。
https://www.visiontimesjp.com/?p=48455
中国H5型鳥インフルエンザ、養殖場に深刻な被害 当局が隠ぺい図る
https://www.visiontimesjp.com/?p=48438
引用元: ・【中国でパンデミック再来の危機】専門家警告 「鳥インフルエンザ爆発寸前」
USAIDに洗脳されたやついる?
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