そんな田村アナの大使就任に、《おめでとう!!》という声があがる一方で、《父さん、地元の衆議院議員でしょ》《大使の仕事を受けたらダメでしょう。松阪市も何を考えているんだ》といったネガティブな反応も見られる。
なぜなら、田村アナの父親は自民党衆議院議員の田村憲久元厚労相(60)で、松坂市は三重一区(津市、松坂市)選出の父親の地盤だからだ。田村アナの実家は当選10回の憲久氏のほか祖父や親族など、政治家を多く輩出している地元名士。
これに対して立憲民主党の岡田悟衆議院議員は自身のⅩで、《父である田村憲久衆議院議員は、松阪市を含む三重1区の選出です。さすがにこれは…》と投稿。田村アナの大使就任に水を差す事態になっているのだ。
「自治体の観光大使は基本的に無報酬です。ボランティアの位置づけが多く、他局でも埼玉県本庄市出身の日本テレビアナウンサー・杉原凜さん(28)が同市広報観光大使を務めています」(観光行政関係者)
観光大使などの名誉職は、地元出身の有名人を起用するのが一般的だが、一部自治体ではあえて他県出身のタレントを起用するケースが増え始めているという。
「松阪市ブランド大使には、ほかにも牛肉好きで知られる兵庫県出身の寺門ジモンさんが就任するなど、地元出身者が絶対条件ではありません。松阪市は地元出身の田村アナの人気にあやかったのでしょう」(前出・観光行政関係者)
■父の地盤で人気アナの娘がブランド大使を務めてもいいのか
父親の地盤で人気アナの娘が公的な役職に就くことを問題視する声もある。
「渦中のフジテレビ問題で、テレビ局には国会議員の2世、特に自民議員の親族が多いという批判もあります。父親の選挙区の大使になることで、もし政治利用されたというイメージが付いてしまったらマイナスですからね。市はもとより、田村議員サイドやTBS側がなぜ辞退させなかったのかという疑問も残ります」(政治ジャーナリスト)
田村アナは地元で父親の後継者として期待が寄せられているという。
「小渕恵三元首相の次女・優子元経産相もTBS出身。田村アナは大伯父の元氏も自民党の大物議員だけに、地元では好感度の高い田村アナが将来、小渕議員みたいになるのを期待されているようです」(前出・政治ジャーナリスト)
名実ともにTBSの顔となりつつある田村アナの活動に支障がなければいいが……。

引用元: ・「好きな女子アナ1位」TBS田村真子が “自民党重鎮”父の選挙区「松阪市ブランド大使」就任で物議 [ネギうどん★]
局員も気つかうし
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