時事通信 外信部2025年02月09日19時01分配信
ウクライナ侵攻を続けるロシアで、12歳の少女2人組の歌が人気を博している。子供向けの曲が中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を通じて欧米に拡散し、
米ビルボードのダンス音楽部門で7位に。2000年代初頭に世界的ヒットを飛ばした女性デュオになぞらえ、「第2のタトゥー」と呼ばれ始めた。
曲は昨年10月発表の「シグマボーイ」。日本の小学生に当たるベツィ(本名スベトラナ・チェルティシチェワ)さんとマリア・ヤンコフスカヤさんが熱唱し、SNSで国境を容易に越えて若者らの心をつかんだ。
歌詞は、「型にはまらない格好いい男性」の隠語「シグマボーイ」をひたすら繰り返し、「女の子はみんな君と踊りたい」などのフレーズを挟んでいる。
欧州では、対立するロシアの歌謡曲人気に警戒の声も。ドイツ選出の欧州連合(EU)欧州議会議員は「親ロシアのプロパガンダ」と断じ、禁止すべきだと主張する。
曲はそもそも保守的なロシアで賛否両論だったが、西側からの批判に「ロシア嫌いにも程がある」(ザハロワ外務省情報局長)、「ソフトパワーで世界に勝った」(スルツキー下院外交委員長)と擁護論が強まった。
引用元: ・【国際】 「第2のタトゥー」欧米拡散 ロシア少女デュオに批判と擁護
普通に活動してくれたら一時代築けただろうに
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