2007年、アメリカ・ボルティモアのカールソン医師らは、同じカロリーの食事を1日1食でとった場合と1日3食に分けてとった場合とで、血糖等への影響がどうなるかを比較しました。1食しか食べない人は、3食の場合に比べて空腹感が倍増し、血糖値が高くなりました。糖尿病を患っている場合には、症状が悪化することも報告されています。
食事の回数が1日1回の場合は、いわば「24時間の断食後に食事をとる」ことに相当します。断食中は血糖値が低く、断食後の食事ではそのリバウンドで一時的に血糖値が上昇し、「血糖値スパイク」という状況になってしまいます。
すると、血糖値スパイクを抑えるためのホルモンであるインスリンが過剰に分泌され、こんどは血糖値が下がりすぎてしまいます。この高血糖と低血糖の繰り返しが、脳卒中や心筋梗塞の要因になってしまうことがあるため、きわめて危険な状態です。
反対に、1日に何度も食事をとる習慣のある人の場合はどうでしょうか?
一見、体に良さそうな「1日に何度も食事をとる習慣」
2010年のスウェーデンの報告では、1日3食未満の食事習慣の人に比べ、1日6食以上をとる習慣のある人に肥満が少ないことが確認されました。その理由として、6食以上の食事習慣の人は、野菜や果物などの線維性食品の摂取量が多く、脂肪摂取量は少ないことが挙げられています。
一見、体に良さそうに思えますが、体内時計のはたらきに基づいて栄養のあり方を考える「時間栄養学」の視点からは大いに問題があります。
食事の回数が1日5食以上の場合は、一日中だらだらと食事をすることになってしまい、体内時計が乱れる原因となってしまうからです。多食によってコレステロール値が低く、肥満も少ない人がいたとしても、将来的に脳梗塞や心筋梗塞などの合併症を起こしやすくなることが危惧されます。
2008年のスウェーデンのカロリンスカ研究所の報告によれば、規則的な食事をとる習慣には糖尿病の予防効果が認められました。一方、不規則な食事習慣を続けていると、16歳から43歳になるまでの27年間の追跡調査では1.74倍の高率でメタボリックシンドロームになってしまうこと、60歳からの20年間の追跡調査では脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが1.74倍高かったことが報告されています。
時間栄養学の立場からは、1日3食がおすすめということになります。
引用元: ・【健康】「1日1食」が危険な理由 高血糖と低血糖の繰り返しが脳卒中の要因に
ゆで卵10個
ブロッコリーw
板東英二は比較的元気な方
俺も今生の別みたいな感じで味わって食べてた
血糖値の上昇は緩やかなはず
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