アメリカ軍は血液バイオハックを研究中…極限環境での兵士のパフォーマンス向上を目指して(海外)

引用元: ・アメリカ軍が「血液バイオハック」を研究 兵士の赤血球を改変し極限状態でのパフォーマンスを向上 [478973293]
アメリカ国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は、赤血球を改変することで兵士のパフォーマンスが向上するかどうかを検証しようとしている。「赤血球工場」プログラムでは、赤血球に生物学的活性物質を組み込もうとしている。DARPAによれば、この研究は将来的に、長期的に効果が続く薬剤や薬物送達システムの開発につながる可能性があるという。
アメリカ国防総省の最高研究機関である国防高等研究計画局(DARPA)は、赤血球を新たな方法で改変することで、兵士の防護や過酷な戦場環境への適応を支えられるかを検証しようとしている。
DARPAの「赤血球工場(Red Blood Cell Factory)」プログラムでは、「貨物(cargoes)」とも呼ばれる「生物学的活性物質」を赤血球に組み込む研究を行う研究者を募集している。この物質で改変された細胞を兵士に組み込むことによって、生体システムが強化され、「危険な環境や極限状態でもより効果的に活動できるようになる」ことが期待されている。
全身に酸素を運ぶ赤血球は、特殊な防護機能を備えた「貨物」を体内のあらゆる部位に運ぶトラックのような役割を果たせる可能性があると、同プログラムを統括する生体医工学のクリストファー・ベッティンジャー(Christopher Bettinger)教授がBusiness Insiderに語った。
「もし、あの円盤状の赤血球の内部に、貨物を追加で組み込めたらどうなるだろうか。それによって兵士の体に防御機能を行き渡らせることができるかもしれない」
(以下略)
コメント