https://news.yahoo.co.jp/articles/2e3df588bd03b75d0c3820515fb4c0619a41f36b
「選択肢はひとつではない」「敵はCO2であり、特定のパワートレーンではない」と、トヨタの豊田章男会長はずっと言い続けてきた。中国と欧州でBEV(バッテリー電気自動車)が売れまくっている時期にトヨタは、ひたすらHEV(ハイブリッド車)のラインアップを増やした。これに対し多くのメディアが「日本はBEVで出遅れた」とツッコミを入れた。しかしこれは早いといか遅れたとかの話ではない。HEVを大量普及させることに大きな意義がある。
引用元: ・トヨタはなぜ「ハイブリッド推し」なのか。小学生レベルの計算でわかる真っ当な理由 [662593167]
■日本はHEVのおかげでCO₂削減の優等生
2019年の段階ですでに1000万台のHEVが日本の道を走っていた。その効果は大きく、2001年を100としたときの自動車排出CO₂(二酸化炭素)は2019年には77に減っていた(グラフ1)。23%の減だ。世界中にCOVID19(新型コロナウィルス感染症)が蔓延する前のデータあり、経済活動が活発な中での実績である。
世界のEV販売台数は推計1140万台。その「中身」は「好調」とはほど遠い
メルセデスもボルボもGMもEV追加休止。政治が買い物を強制する愚行に「待った」がかかった
同じ期間で見るとドイツは3%増、米国は9%増だ。イギリスは9%減で欧州の優等生。しかし日本は23%も減らしていた。日本の実績は「燃費の良いクルマが増えたこと」によって「自動車用燃料の消費量が減った」結果だ。ここに1000万台のHEVと軽自動車が貢献したことは間違いない。
1000万台というまとまった数のHEVがある一方、この時期に日本で販売されたBEVは10万台に満たない。HEVに対しBEVは100分の1だった。欧州もまだBEVが売始める前だった。しかし日本では、1997年12月に初代「プリウス」が発売されて以降、HEV販売台数は徐々に増えていった。軽自動車でも安価な機構のHEVが増えた。
他社が出せるもの同じように作っても意味ないし
インフラなんかも考慮した結果だろう
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