鳥取県では着実に人口減少が進んでいる。2024年12月時点での人口は53万469人。東京の江東区(53万9647人)よりも少ない。80年代から政治家をしている石破さんなら鳥取の人口減少を止める対策も打てたはずだが、未来よりも現在を優先し続けたのだろう。
何年も前になるが、田原総一朗さんと一緒に、石破さんに話を聞きに行ったことがある。その時に僕が質問したのは「なぜ日本の政治家は少子化対策に無関心なのか」。石破さんの答えは「だって子どもが増えても、投票ができるようになるのは18年後だからねえ。その時、私たちは政治家をやっていないでしょう」。なんて正直な人だと感動した覚えがある。
石破さんが初めて地方創生担当大臣に任命されてから約10年がたつ。お膝元の鳥取がこの有様というのは、日本の未来を考える上でも象徴的だ。石破さんは「地方から国を変えていく」というのが持論。シャッター商店街にも「『日本創生』を鳥取から」と書かれた石破さんのポスターが何枚も貼られていた。固く閉ざされたボロボロのシャッターの上に、真新しいポスターが輝く様子は、まるで現代アートである。「石破さんが尽力しても地方はダメだった。つまり日本もダメなのだ」という皮肉にも思えてくる。
(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f13334e6992c5dc9248ad63857069ff7d2132602
引用元: ・【政治】「なぜ政治家は少子化対策に無関心なのか?」石破さんの正直過ぎる回答「だって子どもが増えても、投票ができるようになるのは18年後だから」(古市憲寿)
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