大阪・吹田市のひき逃げ事件で47歳女を逮捕　箕面市から大阪市へ新御堂筋を走り30分間に計8件の事故

　大阪府吹田市の新御堂筋沿いで、バイクに追突し、男性をひき逃げしたなどの疑いで４７歳の女が逮捕されました。

　きのう日曜日の朝、女は約３０分の間に、ひき逃げや当て逃げなど計８件の事故を起こしたとみられ、警察が経緯を調べています。

　ひき逃げや過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、大阪市東淀川区に住む無職の４７歳の女です。

　警察によりますと女は、１９日午前７時１０分ごろ、吹田市江坂町の新御堂筋で、停止していたバイクに後ろから追突して、運転していた男性（３３）をケガさせ、そのまま立ち去った疑いがもたれています。

　女の運転をめぐり、警察は箕面市から大阪市にかけて、人身事故2件を含む計8件（当て逃げ、ひき逃げなど）を把握しているということです。

　午前７時ごろの箕面市の事故にはじまり、吹田市では７時２１分ごろ広芝町の歩道を車で走行して歩行者に接触するなど計５件あったことを把握。７時３５分ごろに、淀川区内で側壁にぶつかり、ノロノロ運転していた女の車を警察車両が止めました。

　調べに対し、「私は事故をするような危険な運転はしていません」「車の運転はしていません」と容疑を否認しているということです。

　基準値を超えるアルコールなどは検知されていないということですが、警察は、当時の女の状況などについて慎重に調べる方針です。