そうこぼすのは現役フジテレビ局員だ。スポンサー企業から次々と「NO」を突きつけられているのだ。
18日にわかっただけでも、トヨタ自動車、日本生命保険、明治安田生命保険、アフラック生命保険などが同社に提供するCMの放送差し止めを決めた。
これらのCMは公益社団法人ACジャパンのものに差し替わる。
フジが長年、女性局員をタレントに〝献上〟していたという疑惑が浮上。アテンダーとして、フジの編成幹部A氏の存在が伝えられている。
16日発売の文春では、フジの女性アナが仮名で「私もAさんに〝献上〟されました」と衝撃告白している。
代理店関係者は「クライアントはすでに広告費を局側に支払っているため、CM放送差し止めは損失だ。それでも取り止めを選択するのだから、ガバナンス欠如のフジに対し明確に『NO』を突きつけているのと同じ。
今後、生命保険各社と近い銀行業や、イメージを重視する製薬業界なども追随する可能性がある」と語る。
一連の問題に怒りを覚えた視聴者がCM企業に「なぜ流すのか!」と抗議することも想定される。
冒頭のフジ局員は「1か月足らずで会社を取り巻く環境が激変した。局員の表情は暗く、転職活動を開始した若手もいる」と話す。
開局以来、最大の危機にひんしている。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/227470?page=1
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