「期待の裏に一抹の不安が…」専門家がどうしても気になるNintendo Switch 2の“明確な懸念点”
https://news.yahoo.co.jp/articles/a984add933952fecfb7d496ee17620a5535893d1
引用元: ・文春さん、任天堂信者を敵に回してしまう 「Switch2は盛り上がらない」「新しい遊びが期待できない」 [323057825]
任天堂は2025年1月16日、次世代機「Nintendo Switch 2」を発表した。
多くの人々が待ち望んでいた新型ゲーム機だけあって、界隈は大いに盛り上がっているが、同時に不安を感じるファンもいるようだ。
かくいう筆者は「現段階ではなんともいえない」といったところで、今回の発表自体は気持ちが大きく盛り上がるようなものではなかった。
事前にリークされた情報以上の発表がなかったのも大きいが、過去の任天堂新ハードの躓きがつい頭をよぎってしまうのだ。
Nintendo Switchは全世界で1億4604万台も売り上げており、まさしく大ヒットゲーム機といえよう。
とはいえ任天堂も必ず当たるゲーム機を出せるわけでもなく、というよりむしろ、近年の場合はヒットしたハードの次世代機は売上がしぼみがちである。
例えば、ニンテンドーDSは1億5402万台も売れたが、その後のニンテンドー3DSは7594万台に留まっている。
1億163万台売れたWiiに至っては、後継機となるWii Uが1356万台しか売れていない。
Wii Uは失敗したといってもいい部類だろう。 もちろん近年そういう傾向だからといって、Nintendo Switch 2も同じ轍を踏むとは限らない。
何より任天堂自身も十分に気をつけているはずだ。しかし、それでも期待の裏に一抹の不安が残るのである。
Nintendo Switch 2にないものは… Nintendo Switch 2の何が気になるかといえば、「順当な進化」としか言えない点だ。
任天堂のゲーム機は、新しい遊びを提供しているがゆえにユーザーを驚かせる。Wiiが発表された時、リモコンを振る操作方法を奇妙なものだと思ったが、むしろそのカジュアルさが世界中でウケた。
ニンテンドーDSのダブルスクリーンやタッチ操作も、意外であると同時に活用できるゲームが多かった。
家庭用据置型テレビゲーム機でありながら持ち運びもできるNintendo Switchのハイブリッド機能は、発表当初こそ不安視する声も大きかったが、
いまや一種のスタンダードとなり、ポータブルゲーミングPCというジャンルすら生まれている。
ハードに搭載された新たな特徴に応じた、新鮮な遊びを用意するからこそ任天堂のゲームは支持されるわけだが、時にそれが伝わらないことがある。
ニンテンドー3DSの立体視は確かに驚くのだが、すぐに使わなくなってしまったプレイヤーも少なくないだろう。
Wii Uのコントローラーをモニターにしてしまう作りは確かにすごいしいろいろな作品で活用されたのだが、驚くほどコケた。
結局のところ、インパクトがあるうえに、ゲームを遊ぶ際に役立ちつつ、それでいて扱いやすい仕組みがあると任天堂の新ハードとしてベストなのだが、
Nintendo Switch 2に関してはそうした路線とは違う。
少なくとも発表時点ではこれといったインパクトがないのだ。
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